25日に大寒波が来るとの報道に何事も気忙しく感じる。夏の台風の接近してくる切迫感とも違って
寒さの恐怖感度数の方が高い。いつも自分の地域や本人だけは大丈夫だろう、と高を括る。
人の思考や行動に偏りが生じることを「バイアス」というのだそうだ。
20年ぐらい前の年末に体験したことのない猛吹雪を体験している。自宅の前が猛烈な吹雪でホワイト
アウトになり、吹き溜まりで車が身動きできなり、車内の三人を自宅に一時的に避難してもらった事が
ある。思い出しても寒気がする猛烈な吹雪の記憶は消えない。25日の10年に一度という吹雪予報は外れ
て欲しいと願うばかりだ。
さて昨日から、総宮神社型の黒獅子のカラクリ獅子の進捗である。
口の開閉は獅子頭に角度を付けて固定し、円盤に紐を固定し回転させ口を開くと自然に閉まるようにし
てみた。歯うちの後に「見返し」という所作を加えたいので円盤の摩擦で回転するカムを取り付けた。
歯打ち
見返し
元に戻る
「見返し」とは右側に90度振り返る所作である。木製の円盤の外側の面が荒く、見返しの動きがアッチ
コチに動くので仮にピンで回転範囲を制限してみると、それらしくなってきた。
獅子の所作は様々あるので、歯打ちの度に見返しをしてしまう事が問題である。
問題点を解決すると、また次の問題が生まれる。
今度は獅子頭を支える板の構造体の代わりに、獅子振り人形を制作し動かすという目標が現れてきた。
カラクリ獅子舞ができるのであれば、太鼓叩きや笛吹カラクリもできるのでは?
獅子好きにはワクワクする構想と計画ではないだろうか。
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