昨日は白鷹鮎貝型の獅子頭の上下運動はカム式に変更し、カムの爪の長さを改良しだいぶ、それらしく
なってきたので総宮型の樹脂製の獅子頭を取り出してきて、口の開閉に取り掛かった。
口の開きは、これで最大
軸棒と握り棒にアームを取り付けテコの原理でカム式の構造を作ってみたが簡単には上手く行かない。
この構造だとアームが顎の端にぶつかり口の開け角度が少なく、アームと爪の接触が上手く行かなかった。
口を開くだけならば、アームより紐で引っ張って開けるのが単純な構造で歯打ちのリアリティ効果も再現
できる。だが、口を閉める事は出来ない。
そこで、口を閉めるにはバネを取り付けてみてはどうだろう・・・。ただ口を開ける為の抵抗が発生する。
また、開閉アームの位置を変え獅子頭の内部の先端から下のカム動力へ連結してはどうだろう・・などと
アレコレ考えている。
ネットで参考になるものを調べていると、「八戸の獅子頭からくり時計」で検索してみた。
なんと複数の獅子頭が一時間毎に歯打ちを奏でるという時計がある。
獅子頭の複雑な動きを精巧に再現していて、ど迫力のモニュメントである。
獅子頭は木製で構造材も木材を使用しているようだ。
おそらくコンピューター制御で動源は小型電動モータかエアー弁で可動しているように思える。
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