おそらく岩手県江刺で盛んな鹿子(しし)踊に用いられる頭が入荷した。
以前同等の古い頭部一対のコレクションを所蔵しているが、鹿の角が付
属して状態も良好な資料で、数多い鹿踊り団体の頭か調査中である。
歯は真鍮板をたたいて作ったもの
本体は軽い桐で作られている
本物の鹿の角の半分を削り、内部もえぐって軽量化している
以前から鹿を模した岩手の鹿踊りの衣装に関心を向けていた。
かなり以前に山形市の芸工大で確か大船渡市 行山流の鹿踊りの公演を観
て感動したのだ。何と言っても凝った衣装に意味深さを感じる。背中に長
い竹の簓(ささら)を背負い、一斉に腰を折って地面を打つような仕草。
馬皮の太鼓を打ち鳴らし、黒いタテガミを角に絡ませながら躍動する姿は
鹿たちが駆け巡る姿を彷彿させる。
なかなか鹿頭の内部を見ることは出来ないが、手中に収めてしまえばこっ
ちのもんである。
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2024.11.23 (田村桂子)獅子頭
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2023.04.08 (モリヤ)お神楽についてですが
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2023.03.22 (獅子宿店主)黒沢の住人様
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2023.03.22 (黒沢の住人)感謝
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2022.12.08 (獅子宿店主)もりや様コメントありがとうございます
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