中尊寺に寄ってみた

紅葉は終わってしまったが、苔が青々して美しい
太い杉木立の参道は鬱蒼として薄暗く、映画館の様に眼下の町並みを映し出す
晩秋の日差しが数々の社殿群をライトアップしている

弁慶堂の拝殿に期待した彫刻が現れた
何やら拝殿に大きな像がこちらを睨んでいた


イメージしている歌舞伎の弁慶の僧侶姿とは違う、武者姿だ


至る所に侘び寂びの風景がある
時を経た社殿や、仏の姿、木々や植物、鳥の鳴き声が響く音さえ心に沁み渡る
極楽浄土を再現した金色に輝く金色堂・・怒濤のごとく中世の世界が迫って来た


機会あらば四季折々にこの風景を観たいものだ






