珍しい獅子頭をご紹介しよう
長井市泉の羽黒神社にギザギザ眉の獅子頭がある!と泉地区住人の知人に取材してもらった
それも結構年代が古いらしいという情報だ
パッと見・・五十川成田系スタイルの獅子頭で細部は未完成のようだ
額の百毫(びゃくごう)の位置が脳天にあり白鷹系を思わせる
歯が牙を含め上部15枚・・真ん中に歯が位置している(何処かで同じ手法を見た気がする)
唇のシワが無い(この手もあったか?!)
頭の高さを、分厚く足し増しした痕(てんこ盛り? 奇想天外な手法だ!)
眉毛の塗りが途中(その時、何か緊急事態が起きたのか?)・・・・謎である
黒目の縁に赤いライン・・(これはルーツ限定出来る場所だ)
注( )内は心の叫び
制作途中の獅子頭を誰かが引き継いで豪腕を振るったのだろうか?
作風を見ると飯豊小白川で活躍された彫り師の雰囲気も漂ってくるのだが
詳細は不明の謎の獅子頭だ
しかし唯一、舌の作りが忠実に作られている
高橋小兵衛の作発見情報かと取材結果を首を長くして待っていたが意外な結果となった
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