心に残る置賜のまつりと歳時記から小国の獅子舞いを引用させて戴く・・・
以前、小国町白子沢の白子神社は獅子頭の修理でここで取り上げた記憶がある
まだ十年以上前、祭りの獅子舞に参加出来る人もまだ居た頃に取材した
行列のお休みの家で賑やかに持て成しがあり、家の中で家族で寸劇を披露するシーンも
目撃した
今では急激な人口減で獅子舞自体も存続の危機に瀕していると聞く
小国に白子神社の他で獅子舞があった事はこの本で初めて知る事になった
諏訪神社の獅子舞だ
九月六日、七日の例祭日
獅子舞いは米沢の様な神輿の前の露払い役のようである
獅子に頭を噛んでもらい厄を祓ってもらう
子供達が引くお馬さんという木馬に子供を乗せて行列するところが珍しい
獅子頭は宇津権九郎型の雄獅子を用いて、獅子幕は唐草の風呂敷である
最後に八幡神社でも獅子舞があるようだ
こちらは宇津権九郎型の雌獅子の方である
お馬さんもあるが、諏訪神社と対してこちらは白馬だ・・・なにか対峙しているのが
興味深い
獅子舞はお神楽と呼ばれている
この本が刊行されたのは平成十年
十八年後の今年は祭りは行われているのか気になる所だ
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