古い写真のアルバムが段ボールから溢れている
以前長井市内各地や周辺の獅子舞を撮影したものだ
その中から花作りの獅子舞の写真が目に止まった
小さな個人の屋敷神の神社のお盆にかけてのお祭りで、小出の獅子連たちがお手伝いをしている
写真には長老鈴木さんが行衣を着ながら警護役を務めていた
獅子頭が総宮神社系の獅子頭とは違った珍しい様式が見られる
眉毛が平山の熊野神社、高橋小兵衛の作に見られる雲眉
歯の枚数が多い勧進代遠藤森助の作獅子頭の様である
眼が白鷹浅立などで見られる赤い輪が描かれ、成田や五十川の様な眼の縁に赤い線が描かれている
また眉間にある百毫は脳天に位置している
鼻や目と目の間も成田と五十川系の階段状のシワが見られる
各地の特徴を受け継いでいる非常に興味深い獅子頭である
後日調査をしてみたい
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