本日大安、獅子頭の納品だ・・
納品の日は朝から何となく落ち着かないもの
気温も上がり時々雨模様の一月末である
ちょっと左手にチリッと痒みが出たのだが、収まったので手袋を持参
成田八幡神社に平成18年一作目の獅子頭を制作してから、早いもので十年経ってしまった
修理も重なり色々苦い勉強もさせて戴いたが、二作目の依頼を戴くとは思わなかった
二作目は極上の柳との出会いもあり、形も勉強の成果もあり、逸品の平吹市之丞作に
少しは近づいたのではないかと自負している
一作目を作る前に成田の個人の方からの依頼で二頭制作し、更に試作の為に一頭制作している
そして今回二作目を作る為、三作制作している・・・やっと七頭制作し頭の中に獅子頭の形が
収まって来たという感じだろうか?
ところで来月末
題して「獅子振り幕の内ばなし」~成田男の血が騒ぐ、獅子の魅力に迫る~
という講演会が成田公民館と獅子連中で企画されている
そこで講演する依頼を戴いた
昨年、こちらのブログにも掲載した成田の獅子舞い密着取材の報告や置賜圏内の獅子文化の
話等いよいよ紹介する事になった
成田だけではない、日本各地の伝統芸能、伝統文化の伝承や後継者問題の危機が迫っている
獅子頭を作る職人や漆を塗る職人も、やがて消えて行くだろうか
古来から人と人とを繋いできた祭りの存続すら危ぶまれる昨今だ
先人達が魅了された獅子舞文化というものを探ってみよう
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