制作中の白鷹町下山地区の獅子頭が今度出張との事で整えてみた
厚手の金紙を丸く切取り、赤い網膜の輪を貼り3㍉程の輪郭を置き黒い紙で瞳孔を作る
3㍉の間隔に金が現れてキラリと光るのだ
浅立、広野、小山沢の備前型(勝手に命名)の眼に共通している
素晴らしい先人の知恵だ
試作獅子のように鮎貝型のガラスの眼も考えたが、大きく口を開け歯打ちする衝撃を考慮して
描き眼を採用した
頬に毛のある獅子は白鷹には前例は無いが、獣感が増し鋭い牙を隠す効果が感じられる
獅子頭の色は赤に黒を入れた、茶というか赤黒だ
眉は漆黒、唇や口の中は鮮やかな朱で舌は濃い赤、牙や白眼は金箔となる
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