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お引っ越しのお知らせ
早々とブログ容量がパンクしてしまいました! 原因は写真のサイズにあるようです 引っ越し先は http://samidare.jp/shishi5/ すみません・・アドレスをクイックしてもジャンプしませんでした ので・・左上の獅子宿燻亭5をクイック願います 時々パンク脱線致しますが、今後ともお引き立ての程よろしくお願いします。2015.10.13 -
神社アレコレ
石の月夜燈虎の彫刻なのだが・・・妙に可愛い 川西町新山神社の入り口にある 背景に竹林があるので猫でなく虎に間違いないはずだ 一対で奉納され、もう一つには龍が彫り込まれている こちらは間違いなく猫 お隣の猫で勝手に太郎君と呼んでいる 弟子が餌付けして仲良くしていて毎日毎日ご褒美目当てのご出勤だ お隣には三匹の猫が居て、二匹仲良しになっているが、もう一匹の若い子はまだ遠慮深く 近寄らない・・・お兄さん達の噂を聞いてかチラリチラリと姿を現すのだが 一定の距離内には近寄らない 総理大臣の太郎君が威嚇するので気兼ねしているようである 猫の世界も厳しい・・ 川西町龍蔵神社に訪れてみた 参道入り口の鳥居に来てみると神社までの参道が、ブツッと切れて田圃が広がっている 区画整理で開墾されたか何かの都合なのだろうか? 小道が不自然にクランクして続いていた 入り口の太い杉の根元に注連縄が何本も束ねてある・・見慣れない習わしだ 境内は太い杉の大木が茂っていて鬱蒼として良い雰囲気 古びた月夜燈の文字が達筆で目を惹く 神社の前に土俵があった・・・長井でも総宮、成田や五十川の他各地にも有る 最近は何処も草相撲在りし時の名残になってしまっている 獅子舞いは新山神社に習ったという・・獅子頭も古い赤獅子一対と黒獅子が伝えられている 神社の神殿の彫刻は残念ながら覆いにガードされ見えにくいが、立派な彫刻が施されている 風雪から守る覆いの極端な例は伊佐沢神社だ 残念ながら立派な彫刻はほとんど見えない2015.10.08 -
恐れいりやの鬼子母神
今回は鬼面アレコレシリーズの飯豊町椿の本長寺 国道沿いなので車窓から気になっていた寺院である 杉に囲まれた長めの参道のせいか奥の様子は伺えなかったが、鬼子母神は珍しい 真っ赤な鬼面も鮮やかである 社殿の向きは東というより東北を向いているような気がする 本殿に対して直角ではなく120度ぐらいと微妙な位置関係のように思われる 長い廊下が繋がれていて、きっと風の強い日はスリルがあるだろう 比較的最近建立されたとおもわれる石灯籠のデザインが現代風で面白い 湯呑みやフォークや♡が彫り込まれていた 本殿の鬼面と鬼子母神の鬼面は微妙にデザインが異なり、本堂の鬼面は口を開き鬼子母神は 口を閉ざして狛犬のように阿吽の表情である 顔色の赤が生々しく鮮やかで、金や銀はブロンズ粉やアルミ粉を使用し、今の塗料による塗装が最近 行われたのだろう 背後の墓地の端に墓石が束になっている一画があり、観察してみる 古い墓石もあれば比較的新しいものもある 管理の期限切れだろうか? 訳有りの雰囲気漂う、あまり見られない光景である2015.10.07 -
神社仏閣アレコレ
成田の若宮八幡神社の建築様式の謎を探ってウロチョロしている 小出白山神社の隣の長遠寺の仁王門を見ると幾つか共通している形がある 正面から見ると三つの部分に分かれ、両端が仁王像があり中央が入り口となっている 入り口の梁には同じ様に唐草のレリーフが彫られている 神社にすれば拝殿にあたる部分なのだろうか 仁王門の奥には神殿は無く杉があるが、その場所に神殿があり移動した可能性もある 飯豊町松原の八幡神社に訪れてみた 拝殿は成田と同じで、神殿につながる廊下の幣殿が無い 神殿の彫刻が見事だ こちらの龍に嵌め込まれていた目が紛失している 風雪を遮る覆いがあり見えない部分もあるが手の込んだ木鼻の獅子が見える 拝殿も梁に見事な波の模様がある 松原八幡神社の総宮系の獅子頭の修理も以前行っているが 古い獅子幕には総宮系の波浪模様ではなく梁の模様と似た様な唐草が染め抜かれているのが面 白い 飯豊の萩生の諏訪神社には移設合社された社殿が数多くある 豪雪の管理を考慮したシンプルな素朴な建築だ 屋根のテッペンには文珠尊のような石の擬宝珠が取り付けられている どちらかというと成田の拝殿系ではないか 飯豊と長井の平山境にある若宮八幡神社 こちらも同じ様式・・探せば結構あるもので、そろそろどんな様式なのか解決したいものだが 境内は鬱蒼とした樹木で昼なお暗い この木々は氏子からの植樹を奉納されたものと記されている 蛇の道は蛇 やはり専門家に教えを請うしかないだろうか2015.10.05 -
鬼面アレコレ
川西町の置賜総合病院の北向かいに薬師堂がある 以前こちらの獅子頭を新調させて戴いている 重さも9kg超のヘビー級の為、毎年の様に修理が必要で昨年予備の顎を作り直しているが すぐ獅子頭を鼻先から落下事故・・軸棒をへし折っている 秋晴れに誘われ、久しぶりに薬師堂を訪れてみた 鬱蒼とした木々に囲まれ、小高い丘の上に本堂がある 獅子頭新調の際、関係者の方々と記念撮影に来てから十数年ぶりだが、随分印象が違っていた 正確には違っているのは自分の目だ 遠くから見ただけで彫刻の凄さが伝わってくる・・拝殿正面の屋根の上には恐ろしい鬼面もあ る ・・・凄い! 入り口拝殿の彫刻は超技巧的だ 奥に進むと拝殿から神殿につながる廊下が珍しく無い その為、神殿がぐるっと巡れて拝殿の彫刻以上に迫力ある彫刻が身近に鑑賞出来るのだ 望遠付きのカメラか、双眼鏡があればこのゆえ無く隅々まで観察出来るので 神社鑑賞の際は持参必須だ 屋根の棟の両端には拝殿の鬼面と作風の違う鬼面一対がある 最近、其処ら中の神社をおさらいして巡っている 十年前とは違う嗜好が授かった様で、神社の彫刻が実に興味深く新鮮に映る 目からウロコがボロボロ落ちたのだろう 拝殿の正面屋根の赤い鬼面が参拝者を睨みつける・・右手の建物は催し物を行う小屋だそうだ 獅子と象、龍や鳳凰の彫刻が圧巻である 廊下の幣殿が無くスッキリ 獅子の彫刻に僅かに残った彩色・・創建当時の煌びやかさが忍ばれる 西側の鬼面は風雪に晒され損傷が激しいが、その傷跡が恐ろしい表情を増幅している様だ 分かりにくいのだが、彫刻右手に四角い部分があり何やら記名が残されている 作者であろうか?奉納者であろうか? 動物たちが楽しげユーモラスである こちらの当主の方からお聞きしたのだが、これらの彫刻は越後の彫師の作というだけで 詳細は不明だ・・このような素晴らしい文化財の研究はまだ行われていない 不明のまま後世に残すには余りに寂しいのだが・・・2015.10.03 - ...続きを見る