今回は鬼面アレコレシリーズの飯豊町椿の本長寺
国道沿いなので車窓から気になっていた寺院である
杉に囲まれた長めの参道のせいか奥の様子は伺えなかったが、鬼子母神は珍しい
真っ赤な鬼面も鮮やかである
社殿の向きは東というより東北を向いているような気がする
本殿に対して直角ではなく120度ぐらいと微妙な位置関係のように思われる
長い廊下が繋がれていて、きっと風の強い日はスリルがあるだろう
比較的最近建立されたとおもわれる石灯籠のデザインが現代風で面白い
湯呑みやフォークや♡が彫り込まれていた
本殿の鬼面と鬼子母神の鬼面は微妙にデザインが異なり、本堂の鬼面は口を開き鬼子母神は
口を閉ざして狛犬のように阿吽の表情である
顔色の赤が生々しく鮮やかで、金や銀はブロンズ粉やアルミ粉を使用し、今の塗料による塗装が最近
行われたのだろう
背後の墓地の端に墓石が束になっている一画があり、観察してみる
古い墓石もあれば比較的新しいものもある
管理の期限切れだろうか? 訳有りの雰囲気漂う、あまり見られない光景である
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