成田の若宮八幡神社の建築様式の謎を探ってウロチョロしている
小出白山神社の隣の長遠寺の仁王門を見ると幾つか共通している形がある
正面から見ると三つの部分に分かれ、両端が仁王像があり中央が入り口となっている
入り口の梁には同じ様に唐草のレリーフが彫られている
神社にすれば拝殿にあたる部分なのだろうか
仁王門の奥には神殿は無く杉があるが、その場所に神殿があり移動した可能性もある
飯豊町松原の八幡神社に訪れてみた
拝殿は成田と同じで、神殿につながる廊下の幣殿が無い
神殿の彫刻が見事だ
こちらの龍に嵌め込まれていた目が紛失している
風雪を遮る覆いがあり見えない部分もあるが手の込んだ木鼻の獅子が見える
拝殿も梁に見事な波の模様がある
松原八幡神社の総宮系の獅子頭の修理も以前行っているが
古い獅子幕には総宮系の波浪模様ではなく梁の模様と似た様な唐草が染め抜かれているのが面
白い
飯豊の萩生の諏訪神社には移設合社された社殿が数多くある
豪雪の管理を考慮したシンプルな素朴な建築だ
屋根のテッペンには文珠尊のような石の擬宝珠が取り付けられている
どちらかというと成田の拝殿系ではないか
飯豊と長井の平山境にある若宮八幡神社
こちらも同じ様式・・探せば結構あるもので、そろそろどんな様式なのか解決したいものだが
境内は鬱蒼とした樹木で昼なお暗い
この木々は氏子からの植樹を奉納されたものと記されている
蛇の道は蛇
やはり専門家に教えを請うしかないだろうか
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