ついに爽やかな秋を思わせる風が吹き、ススキの穂が道端に見かける様になった
昔習った古今和歌集
秋来ぬと目にはさやかに見えねども 風の音にぞおどろかれぬる・・だ
午前中 白鷹町鮎貝八幡宮に仕上がった獅子頭二頭を納めた
神社に到着すると駐車場には数台の車が停まっている・・境内は下馬下乗はもとより
車も入れないのだが、獅子頭の搬入のため境内への乗り入れをお願いした
境内のご神木や立ち木がちょっと荒い秋風にざわついている
拝殿で鈴を鳴らし参拝すると気持ちが引き締まる
納品場所の社務所では女の子達が巫女舞のお稽古中だ
古き良き日本の伝統的風景に遭遇したようだ
新旧2対の獅子頭を並べて検分
沈黙の空間の中に、確かな手応えがジワリジワリと広がるを感じる
そんな雰囲気の中、漆負けがまた痒くなる
その症状を紹介すると関係者内に微妙な空気が漂う・・・
すると総代もポリポリと手を掻き出す
獅子頭には一切触っていないのだが
空気感染? 目から感染?
重さを確認して下さいとお願いするが、誰も近寄らない
新しい獅子頭を再び風呂敷に封印し検分は終了だ
自宅に戻ると謎の吐き気とめまいが発生し床に伏す・・・
漆負けが全身に広がったのだろうか?
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