太鼓の胴に装飾や保護の為に取り付ける布の事を「調べ隠し」というらしい
一昨年に四方山会の太鼓に制作させていただいた。
太鼓コレクションに大正十年だったかの小振りの太鼓があり、皮を張り替えて使えるようにし
ていた。
そこで、ひょっとこ踊りの囃子にと出してきた訳だ。
太鼓の記名が消えないように、店の古いのぼりを再利用して調べ隠しを誂えてみた。
わずかだが宣伝効果も期待出来るかも・・。
しかしのぼり生地が、風化していて著しく脆い。
特に肩掛けをミシンで縫い目を細かく入れて補強するが持つだろうか?
昨日は猛暑の中、四方山会の花笠踊りの太鼓稽古だったが筋肉痛が無い。
前回の初めての稽古では二三日筋肉痛だが、今回は熱中症を警戒し七分の力量でセーブしたからだ。
山車には大太鼓二人と平太鼓と締め太鼓セット二人、胴長と締め太鼓セット二人で六人
ずっと打ちっぱなしは無理なので交代要因が必要なのだが余裕は無さそう・・
獅子舞の太鼓はお手の物なのだが、不慣れな花笠太鼓や山車の上ではバチの動きも柱が邪魔を
してくれるのだ。
初日の五日は太鼓の参加者が少なく不慣れな私が緊急に駆り出されたのだが、そんなに急に
マスター出来る訳も無く本番に臨む。
この調子では祭りを楽しむどころか、雑音を発しないよう集中しなければならない。
猛暑が続く本番では山車の上から転げ落ちて迷惑をかけないようにしなくては・・・。
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