ようやく梅雨に入って雨が続いている
工房の側の栃ノ木の枝に、ヤゴから羽化したてのオニヤンマを見つけた
毎年見つけるのだが、一族だろうか?
空になったヤゴに収まっていたとは信じられなく倍以上に変身している
朝早くその時が来て、無事古いスーツから脱出し柔らかそうな新しい身体を仕上げている
カメラを近づけても微動だにしない
そっと写真を撮りその場を離れた
教えられた訳でもなく、身体を変身させ暗い川底のヤゴ生活から大空に生活の場を
移してしまうオニヤンマ・・・不思議極まりない
昼過ぎ再び覗くと旅立った後だった
既に、もう新しい世界を自由に飛び回っているのだろうか
じきに、この界隈を驚異的な飛翔力で巡回に訪れるだろう
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