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龍の欄間

  • 龍の欄間
取引先の工房で見事な古い龍の欄間に目が止まった

何百年の年季から解放され静かに修復の順番を待っているようである






幅は180cm高さは90cmほどの額に猛々しい龍が窮屈そうに収まっている

全体の彩色が剥がれ落ち、とくに緑青の龍の身体が黒ずんでしまっているので修復し直す

ことになったようだ

造られた年代や作者など不明で、他の寺から伝わったらしい

額の端に小さな記名を発見した・・・「菅嶋木龍」とある

名前のようでもあるし、木彫の龍なので題名のようでもある


これから全体に磨きをかけて彩色し甦るだろう・・・完成が楽しみである











2015.07.24:shishi4:コメント(0):[コンテンツ]

ひよっとこ仕上げ

  • ひよっとこ仕上げ
ひょっとこ面の仕上げを行い完成

ワンパターンにならぬよう顔色や鼻毛の向きを変えたり、眉毛の角度や色にこだわる











狐 狸 河童 岡女2 ひょっとこ7・・合計12個の面が仕上がりそうだ


衣装は黒獅子半纏を着て、赤に統一したフンドシとホッカムリ、タスキを着用する

帯は獅子舞の黒い帯を代用

手甲もしたいところだが次回にまわすことにする。

河童は甲羅と緑の半纏と股引で決めたいのだが、さて・・どうしようかと検討中だ


次は打ち合わせして踊りをナントカしなくては・・しかし暑いな♪
2015.07.22:shishi4:コメント(0):[コンテンツ]

河童仕上げ

  • 河童仕上げ
河童の面を仕上げしてみた。

河童に植えた毛は古い獅子頭の毛をリサイクルした茶髪馬毛である。

黒の馬毛も試してみたが、リアルすぎて不採用・・

子供が泣き出す雰囲気なので、これでも抑え気味にした。




赤い布を縫製し、ほっかむりを面に取り付けるとトショリ河童の出来上がり。





大きめのびっくり狸も同じ様に仕上げたのだが、顔に固定する面の裏工作が必要だ。





獅子頭も面という概念で考える事が出来る

その獅子面を用いての獅子舞は仮面舞踏という演劇の伝統芸能と考えられる

虎の衣を借る狐ではないが、百獣の王である獅子を演じて魔を払う・・・。




2015.07.20:shishi4:コメント(2):[コンテンツ]

河童・・口が開閉

  • 河童・・口が開閉
こちら好々爺のようなお面だが河童




河の童ですから童だべ!? 年取り過ぎ!! と突っ込まれそう

以前制作した狐の面と同じに口が開閉する

今回は自分の口の操作で小さく開閉する機能が可能になって不気味度アップである

この後口バシに小さな歯を植込み、急いで塗りに入る

とにかくヒョットコデビューまで間が無いのだ・・・


河童はヒョットコ踊りのバリエーションの一つである





さて初めて成田地区の福蔵院に行ってみた

いま制作している同地区の八幡神社の獅子頭と何か関わりがあるのではないかと気になって

しょうがないのだ




長い参道を抜け門の入り口に水草なびく水路があった。

ふと水面に目を移すと花びらがすーっと流れてきた・・椿の様でもあるが季節に合わない。

河童の川流れを期待したが勿論出会えず・・

今風で言えばウエルカムフラワーだろうか?

なんか得した様な気がして嬉しくなる。

水草を背景にして、ほんのり紅く梅雨の猛暑も薄れる彩りである。




境内には数棟の寺院と釣り鐘堂もあり蝉の鳴き声だけが響いていた・・・


残念ながら今日はご住職がお留守の様

また訪れてみよう



(ブログ情報にお寺の名前の間違いがありました。訂正しお詫びを申し上げます。
 M様ご指摘戴き誠にありがとうございました。)





2015.07.16:shishi4:コメント(0):[コンテンツ]

ひょっとこ2

  • ひょっとこ2
暑い暑い・・・

同時に三つの台風の影響でしょうか?

そんな中で、ひょっとこ踊りの稽古





おかめも狐も暑い暑いと踊ります・・・









2015.07.13:shishi4:コメント(0):[コンテンツ]