本日は荒彫りし乾燥待ちしていた桐材の獅子頭を制作
新しい獅子頭を手がける寸前は、ワクワクするものです
アゴの乾燥の経過を記録しておりました
10月7日に制作開始し3.2kg
8日は 3.05kg
9日は 2.95kg
10日は 2.7 kg
11日は 2.68kg
・・で乾燥に入り本日11月18日に1.85kgに減量
ずいぶん乾燥するものだ
一方頭の方は数センチ深く彫ると湿っている・・・量ってみると8kg弱
荒彫りなのでこんな重さだろう
柳材であれば倍の重さ・・・
ふと歯を見ると違和感
およよ・・犬歯の間に四枚の歯なのだが五枚作ってしまった
そういえば山形市の両所の宮の門の獅子を思い出した
こちらの獅子の前歯も五本だったのだ
ちょっと違和感を感じるのだが、神社関係は奇数が定石・・四=死?を嫌う為だろうか?
謎である
獅子頭はモノを言わず疑問を投げかけてきた
これって今年一番の発見ではなかろうか
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気になる・・
五・六年以上前だろうか・・?
私はこの手の記憶維持にはかなり自信が無い
南陽市宮内の熊野神大社門前の證誠殿(しょうせいでん?)にて置賜の代表的な獅子頭
を集めた獅子頭展が開催された
私制作の獅子頭も別枠で展示させてもらった記憶がある
その後川西埋蔵文化財の収蔵施設で川西町の獅子頭展が開催され、その獅子頭のなかで
非常に印象に残った獅子頭があった
川西の詳しい方渡邊氏が写真撮っちゃ駄目と眼を光らせていたために、その時の写真は無いと
思われていた
昨日PCの資料を探していると偶然、熊野大社証誠殿での獅子頭展の写真が出てきて
例の気になる獅子頭がヒョッコリ顔を現していたのである
ご覧戴ければご理解出来ると思う
タテガミや耳・・金箔も無く一見して古く地味な獅子頭であるが、眉や鼻・・特に
眼は眉と頬の隆起から絞られ、展示されているお目目パッチリの他の獅子頭と比べると
異端な表情である
この展示会ではほとんど気にならなかった獅子頭だが川西で再会して私の目に焼き付いた
PCで拡大し明るくしてみるとやはり迫力が伝わってくる
紛失している耳の形はどうだろうか? タテガミは?
唇や目尻が丸い眼の形を見ると白鷹の小山沢や浅立、広野の獅子の形を彷彿させる
いずれにしても所蔵する寺院を調べ改めて拝見したいと思う
乞うご期待
気になる獅子追加
こちらも気になってきた
私はこの手の記憶維持にはかなり自信が無い
南陽市宮内の熊野神大社門前の證誠殿(しょうせいでん?)にて置賜の代表的な獅子頭
を集めた獅子頭展が開催された
私制作の獅子頭も別枠で展示させてもらった記憶がある
その後川西埋蔵文化財の収蔵施設で川西町の獅子頭展が開催され、その獅子頭のなかで
非常に印象に残った獅子頭があった
川西の詳しい方渡邊氏が写真撮っちゃ駄目と眼を光らせていたために、その時の写真は無いと
思われていた
昨日PCの資料を探していると偶然、熊野大社証誠殿での獅子頭展の写真が出てきて
例の気になる獅子頭がヒョッコリ顔を現していたのである
ご覧戴ければご理解出来ると思う
タテガミや耳・・金箔も無く一見して古く地味な獅子頭であるが、眉や鼻・・特に
眼は眉と頬の隆起から絞られ、展示されているお目目パッチリの他の獅子頭と比べると
異端な表情である
この展示会ではほとんど気にならなかった獅子頭だが川西で再会して私の目に焼き付いた
PCで拡大し明るくしてみるとやはり迫力が伝わってくる
紛失している耳の形はどうだろうか? タテガミは?
唇や目尻が丸い眼の形を見ると白鷹の小山沢や浅立、広野の獅子の形を彷彿させる
いずれにしても所蔵する寺院を調べ改めて拝見したいと思う
乞うご期待
気になる獅子追加
こちらも気になってきた
寺社彫刻巡り
冷たい雨の中・・山形市宮町の鳥海月山両所の宮へ
以前から道路沿いの黒々とした随身の門には獅子と象の彫像が車窓から見えて気になっていた
やはり間近で見ると重厚で粛々とした彫像であった
南向きの門側の彫像と北側の獅子一対が額に立派な一角を有している
芯のある丸太から彫り出している様なので、長い角を彫るのは至難の技
後で角だけ取り付けるのが常なのだが・・・近くで見れば解明する
はて?
鳥海山と月山の両所の宮という所に謂れに何か謂れがあるのだろうか?
金箔が施されているべき眼や爪に緑青が見られ謎である
残念ながら北側の彫像に電線やらブレーカーのスイッチなど眼に入り興醒め
神殿の鬼瓦は銅板での打ち出しの鬼面
神殿や拝殿は装飾も無くシンプル・・・造られた時代背景に影響しているのだろう
下から見上げる視点からのデザインなので
こちらの獅子の表情に、ある共通点に気づく
額が広い・・
眉毛より上はほとんど見えないので省略される場所
西大塚の薬師堂の赤獅子が眼に浮かんだ
獅子宿の向かいの家が解体され本日更地になってしまった
この位置から見る獅子宿の姿・・・新鮮な感じがする
本日の制作
眉間の彫りが新山神社の赤獅子と似ている
以前から道路沿いの黒々とした随身の門には獅子と象の彫像が車窓から見えて気になっていた
やはり間近で見ると重厚で粛々とした彫像であった
南向きの門側の彫像と北側の獅子一対が額に立派な一角を有している
芯のある丸太から彫り出している様なので、長い角を彫るのは至難の技
後で角だけ取り付けるのが常なのだが・・・近くで見れば解明する
はて?
鳥海山と月山の両所の宮という所に謂れに何か謂れがあるのだろうか?
金箔が施されているべき眼や爪に緑青が見られ謎である
残念ながら北側の彫像に電線やらブレーカーのスイッチなど眼に入り興醒め
神殿の鬼瓦は銅板での打ち出しの鬼面
神殿や拝殿は装飾も無くシンプル・・・造られた時代背景に影響しているのだろう
下から見上げる視点からのデザインなので
こちらの獅子の表情に、ある共通点に気づく
額が広い・・
眉毛より上はほとんど見えないので省略される場所
西大塚の薬師堂の赤獅子が眼に浮かんだ
獅子宿の向かいの家が解体され本日更地になってしまった
この位置から見る獅子宿の姿・・・新鮮な感じがする
本日の制作
眉間の彫りが新山神社の赤獅子と似ている