師走始めの寒波も一段落らしい
今日は比較的穏やか
しかし、昨日どっちゃり降ってしまった雪を片付けないといけない・・
ビチャビチャの雪は、除雪機に湿った雪が詰まって始末が悪いのだ
こんな時は何もせず期を待つ
・・・でとりあえず獅子彫りだ
乾燥して養生していた鮎貝の獅子の模刻を囲炉裏の展示室から出してきた
持つのも移動するのも重いので内部を彫り込んで目標1キロ程減量の作業
半日掛りの木屑の山がその成果だ・・・
それでも彫り込んだ獅子頭を量ってみると丁度六キロ
結構薄いのだが意外とアル
こちらの獅子はコレクションなので自家用
眼を刳り貫き、中から外が見えるハイブリッド
寒いので早々自宅に持って帰り晩酌しながら鑑賞反省会
いずれ塗って仕上げてみようと考えている
黒く塗ってみてはどうだろう・・賛否両論を投げかけてみよう
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追加発見
一昨日見せてもらった写真の中に、また驚きの発見
白鷹町の浅立と広野と小山沢系の獅子頭に酷似した獅子頭が川西町中郡に存在したのです
レプリカ制作で鍛えているので間違いないかと思います
浅立諏訪神社の獅子頭
牙が逆に作られているのが面白い
何故この型の獅子頭が川西町に飛び火したかは不明ですが・・・
川西町の時田の八幡寺の獅子舞いは長井市の成田の八幡神社から習ったと伝えられている
ように、昔は人と人との交流が盛んだった様なので
何か縁があったのでしょう
八幡寺の獅子頭も以前修理させてもらいましたが、川西町では最古の獅子頭だそうです
その獅子頭と似た獅子が有りました
伊勢の(三重県)宇賀多神社の獅子
こちらも何かの縁があるのかも知れません
こちらは川西町のトアル神社の獅子頭の模刻制作進捗
内部をえぐり顎を作りました
いやぁ~荒れる荒れる こりぁ積もるべな
白鷹町の浅立と広野と小山沢系の獅子頭に酷似した獅子頭が川西町中郡に存在したのです
レプリカ制作で鍛えているので間違いないかと思います
浅立諏訪神社の獅子頭
牙が逆に作られているのが面白い
何故この型の獅子頭が川西町に飛び火したかは不明ですが・・・
川西町の時田の八幡寺の獅子舞いは長井市の成田の八幡神社から習ったと伝えられている
ように、昔は人と人との交流が盛んだった様なので
何か縁があったのでしょう
八幡寺の獅子頭も以前修理させてもらいましたが、川西町では最古の獅子頭だそうです
その獅子頭と似た獅子が有りました
伊勢の(三重県)宇賀多神社の獅子
こちらも何かの縁があるのかも知れません
こちらは川西町のトアル神社の獅子頭の模刻制作進捗
内部をえぐり顎を作りました
いやぁ~荒れる荒れる こりぁ積もるべな
新情報
川西の詳しいオジサンに写真提供を懇願したら渋渋見せてくれました
以前から話題にしておりましたこちらの獅子頭
正面と正面斜め45度からの貴重な二枚
持参したオジサンの分厚いお宝ファイルを物色すると驚くべき獅子頭の写真が・・
市松模様の獅子幕に赤い獅子頭が取り付けられてるではないですか
この市松模様の幕は宮内の熊野大社の獅子幕のイメージが強いので意外
羽黒神社なので山伏の着る市松模様の衣装は違和感は無いのですが・・
その取り合わせは強烈 ちょっとめまい
渋渋の詳しいオジサンのファイルを無理無理更にめくると・・・出た!!!!
以前からシツコクご紹介している川西町の新山神社の古い赤い獅子を黒くした獅子頭が二頭
あるではないですか・・・マニアックな驚き
新山神社の赤獅子は両耳と額にあるオプション(宝珠とか皿とか・・)が欠損しておりました
が
矢印をご覧下さい よく見ると
擦れて黒の下地がチラッと・・・黒の獅子頭を赤く塗られたのでしょうか
こ・これは欠損部分を当工房で修復したのですが、帯に短しタスキに長しでした
脳天のタマネギの様な宝珠では無く螺旋状の角?百毫?
耳は以前ご紹介した「だらだら祭り」の獅子に似ています
こちらの二頭は完成度は高く幕も有り見事・・・逸品
川西の獅子頭展を開催した時、気づかない自分にも驚いてしまいますが
あの時には無かった感受性というか感性が身に付いたのかも知れません
目からウロコが剥がれるとはこの事
川西の獅子は神秘に満ちています
さてこれから本題
本日から、こちらの獅子頭の模刻を始めるにあたり幾つかの疑問が湧いてきた
1 欠損した耳の後に板目の木目 木取りの定石では正面に年輪のある木口を持ってくる
のだが・・変 欠損した耳の根元の木目だろうか?
取り付けた耳でなく彫り上げた耳の可能性もあります
差し込んだ耳の軸が折れて軸だけが残った可能性もある
2 通常 眼は黒だが消滅して金が現れている
眼が金?
白目の部分は黒く銀箔が腐食している様な色合い
3 牙の根元の歯茎が実に特徴的 見た事無い形
4 黒獅子の様に顎の上に頭部が乗っている様式
殆ど口が開かない構造
置賜の赤系の獅子では見られない
神秘に満ちた古き良き時代の絡み合った獅子頭の歴史が頭の中でコンガラガって頭痛・・
やはり現物を取材しないと
明日から荒れ模様
西高東低・・冬型の冬将軍だとか
この期を生かして模刻に没頭しよう
・・・・またもや発見
新山神社の赤獅子のモミアゲをご覧下さい
巻き毛が三つ
それと似た黒い獅子のモミアゲが一つのと二つのとがあります
何を意味しているのでしょうか
制作した順番? また謎が増えました
あら 眉毛の巻き毛も二つのと一つの 二つの巻き毛は本題の獅子と同じ
キリがありませんな
以前から話題にしておりましたこちらの獅子頭
正面と正面斜め45度からの貴重な二枚
持参したオジサンの分厚いお宝ファイルを物色すると驚くべき獅子頭の写真が・・
市松模様の獅子幕に赤い獅子頭が取り付けられてるではないですか
この市松模様の幕は宮内の熊野大社の獅子幕のイメージが強いので意外
羽黒神社なので山伏の着る市松模様の衣装は違和感は無いのですが・・
その取り合わせは強烈 ちょっとめまい
渋渋の詳しいオジサンのファイルを無理無理更にめくると・・・出た!!!!
以前からシツコクご紹介している川西町の新山神社の古い赤い獅子を黒くした獅子頭が二頭
あるではないですか・・・マニアックな驚き
新山神社の赤獅子は両耳と額にあるオプション(宝珠とか皿とか・・)が欠損しておりました
が
矢印をご覧下さい よく見ると
擦れて黒の下地がチラッと・・・黒の獅子頭を赤く塗られたのでしょうか
こ・これは欠損部分を当工房で修復したのですが、帯に短しタスキに長しでした
脳天のタマネギの様な宝珠では無く螺旋状の角?百毫?
耳は以前ご紹介した「だらだら祭り」の獅子に似ています
こちらの二頭は完成度は高く幕も有り見事・・・逸品
川西の獅子頭展を開催した時、気づかない自分にも驚いてしまいますが
あの時には無かった感受性というか感性が身に付いたのかも知れません
目からウロコが剥がれるとはこの事
川西の獅子は神秘に満ちています
さてこれから本題
本日から、こちらの獅子頭の模刻を始めるにあたり幾つかの疑問が湧いてきた
1 欠損した耳の後に板目の木目 木取りの定石では正面に年輪のある木口を持ってくる
のだが・・変 欠損した耳の根元の木目だろうか?
取り付けた耳でなく彫り上げた耳の可能性もあります
差し込んだ耳の軸が折れて軸だけが残った可能性もある
2 通常 眼は黒だが消滅して金が現れている
眼が金?
白目の部分は黒く銀箔が腐食している様な色合い
3 牙の根元の歯茎が実に特徴的 見た事無い形
4 黒獅子の様に顎の上に頭部が乗っている様式
殆ど口が開かない構造
置賜の赤系の獅子では見られない
神秘に満ちた古き良き時代の絡み合った獅子頭の歴史が頭の中でコンガラガって頭痛・・
やはり現物を取材しないと
明日から荒れ模様
西高東低・・冬型の冬将軍だとか
この期を生かして模刻に没頭しよう
・・・・またもや発見
新山神社の赤獅子のモミアゲをご覧下さい
巻き毛が三つ
それと似た黒い獅子のモミアゲが一つのと二つのとがあります
何を意味しているのでしょうか
制作した順番? また謎が増えました
あら 眉毛の巻き毛も二つのと一つの 二つの巻き毛は本題の獅子と同じ
キリがありませんな