獅子宿燻亭3

本日ギヤマンの角膜を例の獅子頭に取り付け完了

そういえば本日はクリスマスイブだが・・


夕食に鳥モモとケーキが出てくるだけで、なんら何時もと変わり無し

雨だし

我が家にも子供が小さい頃クリスマスツリーが存在していたが現在行方不明

誰も探さないので、この時期になってもクリスチャンでもないので出てこないのだ



自分が子供の頃は楽しみにしていたのだが・・

未だに孫が現れないので我慢だ


孫が現れたらクリスマスツリーに小ぶりの獅子頭を吊ってオーナメントとして飾ってやろうで

はないかっ・・・


結論から先に言うと

お馴染みの例の獅子頭にガラスの眼を取り付け完了したという話です



補色対比の緑のアイラインも加え目力をアップ

最大の特長として・・獅子頭の中から外が見えます

　　　　　　　　　　暗闇でニャンコのようにお眼目が反射致します
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤目現象


次は幕を取り付けてみようかと目論んでいる

朝一番・・視線のすみっこに入った獅子宿屋根に二度見してしまった

うっすら積もった雪がなんとも繊細な模様を造形しているではないか・・

吉兆か元凶の知らせかっ?



そんな訳で異変起こらず地震起きず天候荒れずだ・・・一日が過ぎてしまった


こう年も押し詰まると、残り少ない平成26年も貴重に思えてくる


念願のねぶたの跳人も体験したし・・





獅子頭も沢山作ったし




さてと

今日は唐突に制作途中でサジを投げた小振りの桐で作った獅子頭二頭を思い出してしまった


棚の隅っこから出してみた

子供用にと軽い桐で作ってみた試作なのだが、お顔に不満だが


放っておいたので乾燥充分・・異様に軽い





手直しを始めたのである

とにかく軽いのが自慢だ

低温で木工ボンドが凍みそう

断熱クッション材で包んで発砲スチロールの箱に保存

そうしないと接着力が劣化





昨日から総宮系の獅子頭の制作のつづきを手がけている


柳で制作した耳を軽量化の為、桐材の耳に作り替えた

それでもまだ6.5㌔・・・想定の重さにはまだ届かない

まだ計量化しなくてはならないのだが、少々削っても秤の針は変化ない




舌や軸棒穴付近にボルト、前歯に補強板等はめたりして重さは益々加算され

ダイエットは進まない

最近、獅子頭の制作者までが寒さ太りしてしまっている




更に念入りに補強

舌の根元に棒を抱かせて強化・・・




握り棒に丸棒一本を加えた

警護掛り中の獅子振りの為に手首への負担を抑える為


落としても破壊されない獅子頭を目指しているのだ