獅子宿燻亭3

獅子宿燻亭3
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まかないで出た愛子ちゃの茄子漬け

そのままでも絶品ですが餅にくるむんでみても意外といけま

す!

茄子漬け餅発見!


イチゴ大福のよう


小振りの丸茄子は程よい塩加減なので

蕎麦のように汁に漬けて味つけます

ンまい!


調子に乗って

秘伝の枝豆をサヤから追い出して五六粒餅にくるんでみました


ンまい!


じんだん餅とはまた違った豆の香りと食感

あーーーー喰った喰った

獅子宿のまかない丸秘商品開発風景でした

キンモクセイの香り漂う文教の杜に訪れました

写真写り悪くてスミマセン


28日長井小町の会「昔語りのつどい」が開催され、ちょっと覗いて参りました

というのも相方が小町の会で語り部の修行中なのです

ほとんどがベテラン小町の会では50半ばで若輩者


自宅で稽古する訳でも無く、資料をひも解く訳でも無く努力の痕跡は見当た

らず・・・ほんとに語れんの?という疑惑もありました


プログラムを拝見すると17番中の15番目「ぬか福とこめ福」

後半ではないか・・


レパートリーはなんぼあんなや?と聞くと

すでに3つあるとか!!

へぇぇ〜

今回発表の語りの他、「禅問答」と「見えない布」だそうです



ほぉぉ〜では行ってみっかと


かやぶき屋根会場に到着すると


なんと相方の語りは既に終了・・・予定の時間が早まってしまったそうです

おぉぉぉ残念・・・お手並み拝見は次回


語り部は超ベテランの田勢久美子さんがギュウギュウ詰め満員の会場を沸かせ

大盛況

田勢さんは獅子宿でも何回か語って戴いております

流石・・笑いとペーソスを織り交ぜた語り・・・見事です


初秋の青空に赤とんぼが映えて目に沁みます






縄文村の梨の木も小振りながら実がたわわ

あんまりいい天気で笛の屋外稽古に足をのばしてみました





こちら昨年納品した白鷹町横越文珠尊の獅子頭です


先日前幕も新しく染め直し縫製致しました


来月19日20日のお祭りの初打ち合わせでお披露目だったそうです


昨年は新調獅子頭の展示を兼ねて工藝舎獅子宿の獅子頭展を開催させて戴きま


した


この獅子を見ると思い出します


この獅子を制作中あの大震災が襲い、その甚大な被害の映像やニュースを見て


震え上がったものです


・・・亡くなった方々のご冥福と復興を願って制作しました


そんな想いを込めた彫り上げた獅子頭ですが、いよいよこれから入魂され地域


を祓い清め、人々の願い叶える務めを担うのです




生みの親としては心配・・・デビュー大丈夫だべが?


お手柔らかにお願いいたします・・・・


気のせいでしょうか、久しぶりに見て獅子頭の表情が変わった様に思えます




今日も屋根葺き日和です

いよいよ屋根の頂、棟木にトタンが葺かれました


なるべくシンプルに直線的にカチッと収めたかったのですが

棟木の両端を反らせた伝統的な形を残しました

侍のちょんまげの様でもあります・・・

神社仏閣をはじめ民家でも、屋根の軒の四角を反らせる葺き方もありますが

真っ直ぐが良いです

軒天に飾りのタルキを勧められましたが・・そちらもご遠慮

ゴチャゴチャしたスタイルよりスカッといきたいものです

コストの事もありますしね



さて屋根ばっかり眺めていられません

獅子頭の制作も進めなくては


桐で制作中の獅子頭・・・乾いたかな?・・・と彫り始めると

一見乾燥したかに見えたのですが、削ってみると内部はまだまだ湿っております

持ってみるとジトッと重い


今日は下顎を合わせました




昨日から屋根の南側面の工事に進みました

金属板葺き施工も今日で葺き終わるでしょうか?

しかし天気予報では昼過ぎから雨になるかも知れないとか‥雨雲との競争です

なぁ〜職人さんも増員しペースアップしているようです

この通り屋根勾配が急なので雨が落ちてきたら中止でしょう

安全第一安全第一



や〜っと怖い「古屋の漏り」から解放されるでしょうか?

最後の最後まで油断出来ませんな・・・かなり疑い深くなっております




おやっ?

見慣れないレトロ系の道具ですな〜



ふんふん トタンの縁を90°曲げる道具の様です

奥には押し切りの様な切断系の道具

これでトタンを現場加工するのですね・・・


心配された雨はまだの気配

きり良く終わって雨でお休み入れたい心境でしょうね

わかるわかる♪

被り物といってもカツラではありません

トタン・・・

なぁ〜んかトタンという響き

あまり好きになれませんね〜

昭和のレトロ臭は大好きなのですが

いよいよ・・この通りそのトタンが茅屋根に被さってしまいました


下地の板が張られ、もう茅屋根は見えなくなったのですが

とんとんとんと釘打つ音が絶え間無く聞こえて参ります

・・・トタンが張られてカチカチの金属板葺きの屋根に変身です


未練を云うほどの余裕も無く・・・有無を言わさずです

選択の余地は無し


昨年はそろそろ茅刈りのシーズン間近なので、アレコレ憂鬱な想いが

高まる時期なのですが・・今年は解放されました


嬉しいようで寂しいような・・・物足りなさの風が頬を撫でます


今月いっぱいでトタン屋根に変〜身完了なのだ

蕎麦打ち体験イベント講師で山形市に訪れました


会場は近江建設ハウジング・リフォーム館


獅子宿とは相反して近代的なショールーム・・・我が家の自宅は平成元年新築

して25年・・・繰り返しリフォームして現在に至りますが、四半世紀を経て

住宅のデザインや様式もだいぶ変化しているようですね

快適な水回り・・トイレやお風呂、キッチンのリフォームが主流ですね


日本の伝統的な畳や床の間、屋根の形などが徐々に新しい様式に融合して

街並みの景観を象っています

ちょっと残念ですが時代の変化には逆らえません


さて蕎麦打ち道具を車に押し込め出張してきました

4組×3回の蕎麦打ち

お子さん連れの若いファミリーから、お一人で挑戦の方もおられました



手付きが違います・・・和菓子職人のお父さんもいらっしゃいました



蕎麦打ちの楽しさを共有して戴く事が目的

住宅造りも同じ・・・提案する作る側とお客さんとのコミニュケーションが

大切ですね

本日は蕎麦打ちまでの工程

茹でて召し上がって戴くのはご自宅で

今頃・・蕎麦打ち体験の話題で蕎麦を味わいながら団欒する

お客さんが目に浮かびます


楽しく仕事させて戴いた近江建設さんに感謝です



バッジのお土産も〜♪

21日・・チリチリ焦げるような夏の名残の日差し

眩し過ぎて目が開けられない程の福島県郡山市駅前付近に到着しました


長井からは二時間ちょっと

東北・・仙台に次ぐ大都市の郡山市の駅前広場で夕方より開催でした





今回は四方山会から、んだず連とかっぽ連の二団体の参加です

私はかっぽ連の笛吹き

鉦と締め太鼓と大太鼓と三味線、そして笛

鳴り物はそれぞれ一人の小編成、踊り子も四人です

・・というのも明日日曜日は長野の木遣りイベントに花笠で参加との事で

メンバーも二分されているようです

今日は郡山で明日は長野と連チャンの方もいらっしゃるとか・・・敬服致しま




さて・・・駅前広場での公演の順番が回ってきました

麦芽発泡緊張緩和剤をしこたま注入し準備万端

拡声器恐怖症も抑制され、他の楽器の音に遮られず自分の発する音

を確認しながら演奏出来たようです(自己評価)


昨年阿波踊りの笛を始めてから、やっと一般水準に達することが出来かな?

と感ずる一瞬でした・・・・いやいは長いみちのり これから益々険しい


阿波踊りも今シーズン最後

笛も錆びないように時々研がないとだめですね





帰り足・・車の窓からは夏の名残の匂いが漂ってきます


何年か前飯豊の中津川に行った獅子舞の帰りのバスを思い出しました





高校生ボランティアガイドのお二人、四方山会の皆さん大変お世話になりまし

た・・・楽しい秋のひと時をありがとうございます


珍しいお客様です


百数年ぶりにお堂から降りて、お勤め解除なのでしょうか?


詳しくは分かりませんが塗の様子から見るとまだ若い・・・木製の鬼面と獅噛み


古い寺社建築の棟に邪気を祓うための彫刻です


タダならぬ迫力を漂わせていますね




獅子宿の新しい屋根にも是非是非欲しい所です

そういえばと・・・

以前鬼面のレプリカを作ったのを思い出し引っ張り出してきました

総宮神社蔵の鬼面を参考に強化プラスチックで制作したもの



彩色は想像・・・黄緑系をベースに着色しましたが

今日ご来店の鬼面は赤ですね〜


ふと浜田広介の泣いた赤鬼を彷彿させますが・・・

この鬼は如何でしょうか?優しい鬼なのでしょうか


こちらは岸和田のだんじりの屋台に飾られている獅噛み



豪華絢爛な彫り物です

本日は長井小獅子舞クラブの稽古です

朝からスッキリと晴れ渡りましたね

気温 湿度と共に過ごしやすい一日です・・・一年中今日の様な気候であれば申し分無し

なんですが・・・・

 

昨年から男女対抗獅子舞合戦という企画を始め、今年も子供たちの強い要望もあり

二回目を実施することになりました

休み時間に集まって稽古をしているようで、だいぶ上達しています

女子はもうポジションを決めて着々とまとめている様子

 

 

 

 



男子はチカラ余って空回りで絡まっております



男子は笛吹きの養成に苦戦・・ちょっとやそっとで音は出ません

女子の笛に依存するのではないかと見ております

女子は獅子のチカラ不足に苦戦・・幕に引かれて後退してしまいました



それぞれの弱点をどう克服するか見ものです

決戦は11月12日です

赤湯の烏帽子山八幡神社の見事な一対の狛犬をご紹介致します

置賜でもおそらく最大級の逸品

赤湯温泉の老舗の滝波の湯さんのご先祖が奉納されています

身を伏せて威嚇する独特な意匠で彫り込まれた狛犬は技術の高さを物語ってい

ます







阿吽の形相ですが、比べると表情が違います  作風が微妙に違うようです

流れるようなタテガミの表現が良い力作ですね・・・


灯篭の彫刻も手が込んでいます


上部は波に重なった直線状のものは激しい雨?

渦巻く浪にほんろうされる亀の親子・・・火伏せの験担ぎつくしのデザインです
 


手水舎(てみずや)の屋根の破風の装飾彫刻も凄い


懸魚(けぎょ)というのだそうですが、見事に躍動する波浪模様がデザインされ

ています




数年前こちらの神社は火災にあいましたが再建され新しい社殿

烏帽子山の傾斜地にあり拝殿が高く奥が見えない程です・・・

温泉で栄えた赤湯の歴史を感じます


台風が近づき不気味な静けさの朝

獅子宿の屋根のブルーシートの安否が心配

もう神様に祈るばかりです

 

あの手水舎の懸魚作ってみようかな・・・?

 



負傷した獅子が戻ってきました

満身創痍の獅子だったのですが、最悪の部分のみを治療し祭りに臨みまし

た・・がっ!

点検してみると治療した歯と鼻は頬は異常なし

しかし両耳の後ろが割れグ〜ラグラ(写真参照 黒線が割れの箇所)


今回の祭りのダメージで悪化ですな


古い修理痕のある顎も割れているのですが・・・今回は様子見にすることに


新調の獅子が完成し一年の養生明けの平成27年デビューまで勤めてもらいます

が・・・一抹の不安です


塗料を剥いでみると古い治療痕がアチコチ悪化しているようです



修理の塗も下地処理が不完全で塗膜がパリパリ剥がれてしまいます


兎に角・・金属類単独での治療は治癒致しません

激しい歯打ちの振動で傷口が開いて大きな破損に繋がります

合板を接着し補強

割れを止めるアリ継ぎを施し布張り補強しました



これでまずは一安心


しかし今年はお獅子がボッコレますなぁ


苦言を申しますが

お祭りが終わり、獅子頭の手入れがおろそかになってしまうようです


帰ってきた獅子の中には、もうカビが・・・塗面の亀裂から繁殖しています

直ぐにお蔵入りしてしまうからなのでしょうね


ぬるま湯で酒をふき取りアルコールで除菌し、風通しの良い所で


陰干しし保管して戴ければありがたいのです

お願いいたします〜


朝一番救急の患者が入院しました

週末日曜日のお祭りに出番との話で・・緊急です


隣町の名人作の獅子頭

あらら〜

下顎底が割れ、底と舌の境目に割れが入り剥奪しそうです




以前修理した軸穴付近の反対側にも亀裂



集成材のように合わせて作って居るようです




それぞれの塗料面を剥離し補強材をあてました


週末のお祭りでもバンバン使えるようにはなったでしょう

お祭りが終わってから仕上げの治療を行う予定です


本体はモマダ(シナ)材なのですが後付けの舌が桐材

軽くしようとの工夫でしょうか?

合わせ面に布張り無しは強引


彫師のいろんな面が見え隠れし勉強になります


いい眉毛ですね〜



こちら髷を結ったご老人‥何方か?お解り?

この肖像は上杉鷹山とあり側近の絵師が描いたという

とあるお宅にて代々伝わる掛け軸に描かれたものです


真偽の鑑定はこれからですが

鷹山の姿に近い可能性があるそうです


こちらの肖像を参考にして20代の鷹山像を描いてみました



なかなか良い男ですね

現代のとある二枚目俳優に似ているかも


激動の時代を東北魂で切り抜いた藩主の若かりし姿って意外と

思いつかない発想です



続きがあります・・・

イラストを依頼主に見てもらうとやはり問題点が発覚

元の肖像画は知名度が薄く鷹山公のイメージから逸脱するようです

黒沢五郎画伯の描く肖像画からトレースしてみました

こちら





イメージって難しい・・・作られたものなのですね




台風の影響でしょうかフェーン現象気味の天候で蒸れますね

 

いやぁ〜いいですね こういう亜熱帯的な気候・・・・

あと3ヶ月もすれば信じられないくらい寒い気候になるなんて

考えただけでも寒気致します

一年中9月の気候だと良いと思いませんか?

 まぁ・・・考えるのは自由  

 

さてと

手ぬぐいのデザイン・・・というテーマなので話を戻しますが

こちらです

昨年獅子頭を制作させて戴いた白鷹町西田尻の横越文珠・・

獅子の前幕に記した神社名

たいてい文殊と書きますが、こちらは珠の方を用いるようです

 

白鷹町鮎貝八幡系の七五三の舞ですが

上下に躍動する舞は舞手側からすると見る以上に激しいのです

地面を踏みしめる独特の所作・・・地面の下に住む邪気を鎮める意味だそうです

睨みを効かせて沈む時の髪が逆立ち耳が跳ねる表情・・・

口取に首を掴まれ誘導される姿など様々目に浮かびます

 

そんな一瞬をとらえた写真がモチーフになりました

でも獅子頭は別の獅子でした

横越文珠さんの獅子頭を描き、取り替えて合成

幕持ちの皆さんも手を加えた所です

これからまだまだ手を加えて仕上げです

本年度例祭の獅子頭新調記念の記念品になるそうです