10月6日(日)山形県生涯学習センター遊学館ホールを会場に、映画「有り、触れた、未来」の自主上映会をおこないました。
この映画は、9月に開催された青年の家主催事業「未来を守る青少年防災フォーラム」の講師である元宮城県石巻西高等学校長 齋藤幸男氏の著書『生かされて生きる~震災を語り継ぐ~(河北選書)』が原案となっています。
コロナ禍を経て、先行きの見通せない不安や閉塞感が漂う現代の日本社会において、次世代を担っていく青少年等に命の尊さを実感する機会、命と向き合う機会を提供してくれる、そんな素敵な映画でした。
当日は多くの方にご来場いただきました。
上映後は、齋藤幸男氏と、本作のプロデューサ-/出演の舞木ひと美さんとのトークセッションがありました。
お二人には映画が作られた背景、震災との関係性やそれにまつわる実話、制作秘話などを聞くことができ、より一層来場者の心に刺さる内容となりました。
また、上映会にあたりボランティアサークル「nicoこえ」には映画のアンバサダー、そして上映スタッフを担ってもらいました。
この日も中学生、高校生、学生、社会人のメンバー21人が準備、運営、アナウンス、片付けを頑張ってくれました。
「鯉のぼり」ポーズで齋藤幸男先生と舞木ひと美さんと一緒に記念撮影もしました!
トークセッション後は、来場者の方々から映画を観た感想を「青い鯉のぼりメッセージカード」に書いていただきました。メッセージは現在、青年の家に飾っています!
ちなみに鯉のぼりのデザインは、東北芸術工科大学の実習生と「nicoこえ」の中学生メンバーが描いてくれました。
この映画はとても素敵な映画ですので、全国各地で上映されていくことを切に願っております。
ご来場ありがとうございました。