精のノート
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マダリソの思い出 色々な子
ザンビアでも美術という科目があった。
クリエイティブアートというのがその名前だ。
名前の通り、創造力を養おうというのが狙いなのかもしれない。
ところが、
ところがである。
ここはザンビア。
やはり絵の具やクレヨンといった、美術に必要な道具がない。
もちろん、描くための紙もないといった感じだ。
僕はザンビアで4年生5年生の混合クラスの先生だった。
当然、この美術の授業もしなければならない。
普段は地面にみんなでゾウやキリンの絵を描き、そこに石を敷き詰めて絵を完成させたりして協力すること目標に行っていた。
それはそれで楽しいのだが、物足りなさも感じていた。
で、
美術をやる父親に頼んで絵の具を送ってもらった。
そして、日本では定番の、手形を押す授業を行った。
テーマは友情。
みんなの手が集まって、一つの完成された絵になる。
もちろん、一つ一つの手はいろんな色(個性)があって、そんな色(個人)が集まって素晴らしい絵(みんなの輪)ができるということをテーマに。
これがとても面白かった。
日本では定番であまり盛り上がらないのかもしれないが、ザンビアではこんなことも初めて。
子供たちは大騒ぎで色を選んでは手に塗っていく。
右手は青、左手は赤と色を変える子どもも、両方緑の子も。
それぞれがいろんな色(思い)を紙に押し付けた。
素晴らしいカラフルな一枚の「芸術作品」が完成した。
壁に貼ると「ワーーーーー!」
という歓声と拍手。
みんなでああだこうだと感想を述べながら絵の前を離れなかった。
みんなで作り上げた作品を前に照れくさそうに
「ワンダフル」
と言った笑顔が忘れられない。
そして、ここで終わらなかった。
なんと、この日、この地区の水道が止まった。
ということは子供たちは手についた絵の具を落とせないということだ。
家路につく彼らを見送りながら、
あいつら色のついた手でシマ(現地の主食。手で食べる)を食べるのだなあと思うと笑えてきた。
2010.10.01:
sei36
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