精のノート
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マダリソの思い出 懐かしい?遊び
昔よくおはじきやビー玉をはじいて遊んだものだ。
最近は見かけなくなったなあ・・・・・・
と
思ったらこんな日本と反対側のザンビアで同じような遊びを見つけた。
なんと道端で子ども達が拾ってきたビー玉を指ではじきながら遊んでいるではないか。興味をそそられて近寄っていくと
「ヘイ、セイ!コートに入るな!」とさわぐ子ども達の声。
見れば地面には炭で引いたラインがあり、ビールやジュースの王冠が置いてある。
さらに離れてよく見てみるとなんとそのラインはサッカーのグランドを作っていたのだ。
つまり子ども達は地面に小さいサッカーのコートを作りボトルキャップや王冠を選手に見立ててコート内に配置し、ビー玉をボールにして指ではじきながら彼らなりのルール、遊び方を考えて遊んでいたのだ。
「お前らよく考えたなあ」っと感心すると「まあな!」と言いいながら照れ笑いを返してくれる子ども達。彼らは僕がサッカーのコーチをしているのを知っているため、にやにやと自信たっぷりの顔をしながら「コーチ、俺と勝負しようぜ!」と言ってきた。
もちろん引き下がるわけには行かず、「お前らなんか簡単にビートしてやる」と意気込んで勝負をした。
結果は・・・・負け。
彼らの器用さには勝てず、昔の感覚を取り戻せず完敗だった。
でも彼らと笑いあいながらゲームを楽しむことができ、幸せだった。
ただ一つ掛け金を取られたこと以外は・・・・・。
ザンビアには娯楽が少ない。テレビすらない家庭も多い。ましてやテレビゲームなど。だから子ども達は常に創意工夫して遊ぶ。
ちょっとした懐かしさと子ども達のたくましさと創造力の豊かさを感じた日だった。
2009.11.06:
sei36
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