居酒屋ぎゃろっぷ

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【一日目】4/13(金)

ヒューストン経由でペルーのリマへ。所要時間9時間。時差2時間。日本往復に慣れている人にとっては朝飯前の移動だった。行きの機内で思ったことは2つ。1つはエアピロー大活躍でよく寝れたこと。もう一つはコンチネンタルの機内食は「食」とは言えないこと。ビニール袋に入ったニンジンが出てきたことに愕然とした。

リマには夜11時ごろ到着。次の日の早朝クスコに飛ぶので、即ホテルへ向かう。しかし、これがこの旅行中で最も危険な場所にいくことになる。「リマの旧市街は危ない」のは百も承知で、「でも空港から近いし寝るだけだから」という理由で旧市街にホテルを取っておいたのだが、これがやばかった。タクシーから見える映像はスラム街そのもの。アメリカのスラム街ではなく南米のスラム街なのである。Yumiはそのままタクシーが我々を誘拐してしまうのではとあせっていた。意味もなく徘徊する人々。夜中まで遊ぶ子供たち。野良犬。野良猫。野良動物。ホテルに入ってもたまに「パンパンパン」となにやら怪しげな発砲音。写真はキレイに見えるかもしれないが、リマの旧市街は夜歩いては駄目なことを肌で感じた。まあ、結局何もなく、ただ寝ただけだったが、そんなちょっと危険な香りがする夜のリマの旧市街に「おおーー。南米にきたんだなーー」とちょっと刺激的な快感を覚えた。そして、ホテルで飲んだペルー特産のピスコサワーは乳酸飲料の「マミー」の味がした。
南米旅行から無事?帰宅。ガラパゴスで旅行の最終日に40度近い熱を出した以外は、今までの人生の中でもベストの旅行だった。標高0メートルのサンディエゴから、一気に4000、5000メートル超のアンデスの山々へ。体感マイナス20度の世界から常夏の島々まで。電気もガスもない非文明の世界から現代文明まで。文明の進化をインカの遺跡を巡りながら感じ、生命の進化をガラパゴスで感じた。マチュピチュはやっぱり凄かった。母なる湖チチカカ湖とそれを見守るアンデスの山々のコントラストがなんとも美しかった。世界最大の塩の湖ウユニ湖は、この世のものとは思えないくらい白く、そして、幻想的だった。電気もガスもないウユニで見た星空は、余りに星がありすぎて天の川が分からないほど明るかった。そして、ガラパゴスでは、動植物たちが本来そうあるべき姿で生き生きとしていた。感じたこと全てが、余りにインパクトがあり過ぎて、未だに消化しきれていない。一体これからどれくらいかかるのだろう?長くなりそうだ…

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