居酒屋ぎゃろっぷ

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過去11年のダービー馬 の父をチェック。半数の5頭がSS(ネオU、Aフライト、Aベガ、スペシャルW、 Tツヨシ)。BT3頭(Tギムレット、サニブー、ナリブー)。TB(トニービン)2頭(ジャングルP、ウイニングT)。カーリアン1頭(Fコンコルド)。

2着馬もSS4頭(ロブロイ、シャカール、Dインザダーク、ジェニュイン) BT2頭(ダンツフレーム、Sジャスティス)TB1頭(エアダブリン)と連対馬 計22頭中、SS,BT,TBが17/22と約8割を占める。また母系を見てみると ノーザンダンサー(ND)系が圧倒的。 まあ、改めて言う必要も無いが、過去の歴代ダービー馬は母系がND系で父がSS、BT、TBというのが周知の事実。

さて、今年のダービー。出走馬の父をみてみると、珍しくG1ハンターBTと府中の鬼TBが一頭も見当たらない。逆にSSは大挙8頭。しかし、その内、母系がND系なのはダイワメジャーのみ。皐月賞の時も書いたが母は重賞4勝の名牝スカーレットブーケ。母父ノーザンテーストXSSの黄金配合。 皐月賞勝ちはフロックではない。

今も昔も三冠といえば皐月賞、ダービー、菊花賞。見た目に圧勝だったNHKマイルは弱いメンバーとハイペースの展開が向いただけ。 変則2冠などとほざいている馬に「二冠馬」を名乗る資格はない。 同じく圧勝に見えた青葉賞。実は800Mから1800Mまで緩いラップでレベルは低い。マイルCも青葉賞も好時計だがそれは高速馬場のおかげ。皐月賞の方がレベルが高いとみる。

結論は皐月賞と同じく◎ダイワメジャー。○コスモバルク。穴は3枠SS産駒2頭。 武で復活期待の▲アドマイヤビッグに、母アイリッシュダンスの良血ハーツクライ。 以上の4頭で激アツ勝負!

はい。結局サンデーサイレンスだと思います。確かに母父による所も大きいですけどね。
特にサンデーは母方の影響が濃い傾向もあり、そこからの結論は◎ダイワしかない。…と
思いきや、母アイリッシュダンスがいるじゃないですか!あとはオークスの流れから、母
父にスピードタイプのグレイトジャーニーを押さえる。私も青葉、NHK組は買いません。
敬意を表してバルクまでが馬券対象。地方と中央の垣根に風穴を開けろ五十嵐!

3冠確実と思い歴史的瞬間を見ようと競馬場に足を運び単勝馬券を5枚購入。競馬場は超熱狂の渦。レースはまさにミホノブルボンがライスシャワーに差された菊花賞のようだった。向こう正面の直線でスマ−ティーがかかり気味に早くも先頭。ゴール前まで踏ん張ったが最後の最後に単勝37倍の伏兵に差され2着。史上12頭目、26年ぶりの3冠ならず。こっちではこの3冠最終戦を「真のチャンピオンのテスト」と言うらしい。過去8年で6頭の2冠馬が涙を飲んだことから、いかにこの最後の一冠を勝つのが難しいかが分かる。

昨年暮れからの6ヶ月間、駄目駄目なアメリカの医療に高額な治療費を払ってきてうんざり。こっちは保険(民間しかない)に入ると、月3,4万円、家族で6、7万円。月だよ!更に2,3割負担で歯医者、皮膚科はカバーせず。やっぱり誰でも入れる日本の国保のシステムは素晴らしい。残念ながら、今はビザ移行の谷間で保険がない状態。アメリカ人の四分の一しか保険を持ってないのだから、あとの3人は病気になったら高い治療費(救急治療で最低20万円)を払うか、死んで下さいと言っているようなもの。アメリカはすごい国だ!

去年暮れからの背中と腰の痛み。それに伴う意識障害、頭のしびれがひどく、今週は 仕事にすらいけず。既に10人の医者に行ったが奴ら金ばかりしこたま取って何もしない。更にアメリカは保険は民間。だからアホみたいに高い治療費をたまにカバーしない時がある。先進国で唯一国保が無いアメリカ。器具や装置は一級も医者のレベルは低いような気が。というより、訴えられることを恐れてあたらず触らずの感あり。そして何より、「患者の為」という概念がなく、全て「金の為。」まじめに最悪。まあ、石油(お金)の為に戦争を起こす国なのだから当たり前か?

「三冠は皐月賞、ダービー、菊花賞」というのはもう古いのか?
いや、これこそクラシックの王道。この想いは今もかわらない。
一生に一度だけトライできる「三冠」。
しかし、その最後の一冠の菊を蹴って天皇賞→JCへいく今年のダービー馬をどうしても好きになれない私。
歴代の三冠馬を馬鹿にしているのか?リベンジに燃える我が皐月賞馬、そして復活期す北の雄を馬鹿にしているのか?
最近見られる「種牡馬としての価値を上げる」ためのみのレース選択の傾向がどうしても好きになれない私。これも時代の変化なのか?もし、そうなら、何だか少し淋しい気がする。 --えのっち