山形県寒河江市の本山慈恩寺で国指定重要文化財「弥勒五尊」が特別に御開帳!

  • 山形県寒河江市の本山慈恩寺で国指定重要文化財「弥勒五尊」が特別に御開帳!

 

山形県寒河江市に佇む古刹、本山慈恩寺(ほんざんじおんじ)。奈良時代に開かれたと伝わるこの歴史深き寺院で

2025年9月13日(土)~ 11月24日(月・祝)まで、70年ぶりの本堂屋根修復完成を記念した大変貴重な「弥勒五尊(みろくごそん)」の御開帳が開催されています。普段は固く閉ざされている秘仏の扉が開き、国指定重要文化財の荘厳な姿を間近で拝むことができる、またとない機会です。

 弥勒五尊 御開帳 イベント概要

 
開催期間2025年 9月13日(土) ~ 11月24日(月・祝)
 
受付時間9:00 ~ 16:00
 
場所瑞宝山 本山慈恩寺 (山形県寒河江市大字慈恩寺地籍31)
 
特別拝観料大人: 1,200円 (15名様以上100円引)
高校・大学生: 800円
小・中学生: 500円
 
お問い合わせ本山慈恩寺: 0237-87-3993
慈恩寺テラス: 0237-84-6811

 御開帳の3つの見どころ

ポイント 1

70年の時を経て蘇った本堂と秘仏の荘厳な空間

今回の御開帳は、約70年ぶりに行われた本堂の茅葺屋根修復工事の完成を記念するものです。美しく生まれ変わった本堂の荘厳な佇まいは圧巻の一言。その神聖な空間で、11年ぶりに公開される秘仏「弥勒五尊」と対面する時間は、忘れられない体験となるでしょう。

ポイント 2

「弥勒五尊」の圧倒的な存在感

御本尊である「弥勒菩薩坐像」を中心に、四体を配した五尊形式は、国内に他の例を見ない大変貴重なものとされています。平安・鎌倉時代の傑作といわれる仏像群が放つ静謐で力強いオーラは、見る者の心を深く揺さぶります。一木造りの素朴ながらも精緻な彫刻美を、ぜひその目でご覧ください。

ポイント 3

歴史の息吹を感じる国史跡「慈恩寺旧境内」を散策

慈恩寺は、その広大な旧境内が国の史跡に指定されています。本堂のほかにも、山形県指定文化財の三重塔や山門など、歴史的な建造物が点在しており、見どころ満載です。御開帳とあわせて境内をゆっくりと散策し、東北随一と謳われた往時の隆盛に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。

 交通アクセス・駐車場

 お車をご利用の場合

・山形自動車道 寒河江ICより車で約15分
・山形空港より車で約25分
【駐車場】
第1駐車場・第2駐車場など、無料駐車場が完備されています。詳細は現地の案内に従ってください。

 公共交通機関をご利用の場合

・JR左沢線「羽前高松駅」より徒歩約30分

 あわせて立ち寄りたい!「慈恩寺テラス」

慈恩寺のすぐそばにある「慈恩寺テラス」は、国史跡・慈恩寺の歴史や文化を楽しく学べるガイダンス施設です。大型シアターやプロジェクションマッピングなど、最新技術を駆使した展示で慈恩寺の魅力を深く知ることができます。
嬉しい入館無料で、地元食材を使ったグルメが味わえるカフェも併設。拝観の前後に立ち寄れば、慈恩寺の旅がより一層充実すること間違いなしです。

 よくある質問 (FAQ)

Q. 御開帳限定の御朱印はありますか? 

A. 御開帳を記念した特別な御朱印がございます。

Q. 拝観の所要時間はどのくらいですか? 

A. 御本尊の拝観だけでなく、広大な境内や他の文化財も見学することをおすすめしますので、約60分のお時間をみておくと、ゆっくりと堪能できます。

Q. 撮影は可能ですか? 

A. 本堂内や仏像など、貴重な文化財は撮影が禁止されております。現地の案内に従ってマナーを守って拝観しましょう。

まとめ

70年ぶりの本堂修復という大きな節目に立ち会える、本山慈恩寺の「弥勒五尊 御開帳」。歴史と文化、そして人々の祈りが紡いできた貴重な秘仏との出会いは、きっとあなたの心に深く刻まれるはずです。この秋はぜひ寒河江市を訪れ、悠久の時に触れる感動の旅をご体験ください。

 
2025.10.24:寒河江市観光物産協会:[新着情報]

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