レインボープラン推進協議会

レインボープラン推進協議会
ログイン

 農場も水害に遭った。過去にも、ほとんどが冠水寸前の被害を受けたことなど何回も被害に遭っているが、今回のような波状攻撃はあまり無かった。
 ミニトマトは、今後の天候次第である程度復活は期待できるが、キュウリは絶望かも、経営に与える影響は大きい。何といってもボランティアの皆さんの汗の結晶が無駄になったことが悔しい。                            
 今回の選挙では、地球環境を守れとの声は(スク)無かった。
地球環境が壊れ始めている現状に向き合うより、経済が優先されるいつもどうりのパターンから抜け出されていない。限られてスペースの中で喫緊の課題が多すぎることもあるだろうが、気象災害による人命、経済的損失を考えるなら地球規模で英知を集めて対応することの優先度を上げるべきだと思う。
 TPP交渉が始まったが、地球の環境破壊が進行して何が経済かと言いたくなる。交渉は激しさを増しているだろうが、交渉団は一呼吸して地球の未来も考えてもらいたいものである。



農場は、今年もボランティアの皆様のご活躍で、
順調に生産が進んでいます。

夏野菜のきゅうりが最盛期に入りました。
ミニトマトもボツボツ収穫が始まっています。

キャベツも、ねぎも、じゃが芋も、更に今年から、
震災避難者救援作物として、約20アールに
「オーガニック・コットン」を作付けしましたので、
どのように成長していくのか、そして秋には、
待望の綿つみも体験できる予定です。

皆さん、ボランティア活動に参加してみませんか、
仲間との農作業でこころよい汗を流してみませんか。


山形新聞社の各支局が歳末報道シリーズの一環として、毎年、所管自治体の取材ノートから、年間の話題や課題・展望などを囲み記事として載せています。

2012年12月21日付山形新聞記事 3市5町取材メモから
noujyou_sinbun.pdf


「レインボープラン」が、マスコミに登場して、かれこれ4分の1世紀になります。
 当初は、まちづくりの一環として生ごみの堆肥化を取り上げ、農業の活性化と環境対策などの取り組みに大きな紙面を割いて紹介していただきました。事業が具体化して環境白書や農業白書に取り上げられると、全国からマスコミの取材が入り、国や県は勿論、離島の自治体や農業団体、環境団体、更にまちづくりなどの民間団体、大学、名だたるシンクタンクなど多くの視察者がお出でになりました。その対応に行政(市)も追われて、「市民ガイド」が誕生したり、各種の表彰をいただいたり、そのつど新聞社の皆さんにお世話になりました。
 その当時、レインボープランはこの歳末シリーズの常連として、次年度の期待をこめた話題として毎年のように取り上げていただいていましたが、その後は、環境関連の法律が整備され、生ごみ堆肥化が話題になることも少なくなっていました。

 そんな中、今年度久方ぶりに、「レインボープラン」の活字が「NPO法人レインボープラン市民農場」の被災者支援事業の取り組みを通して、「明るい話題の分野」としてとりあげられました。
山形県からの委託事業である被災者交流事業の一環として開催できた「相馬野馬追太鼓演奏と交流会」の写真が囲み記事に掲載され、とかく震災のことや、避難者のことなどが風化することに警鐘が流されていた時期でもありうれしい記事掲載となりました。
 レインボープランは、市民と行政がともに取り組んでいる事業であり、過去に山形県の「協働のまちづくり」の魁として位置づけられてもいた、全市民3万人の事業であります。来年も市民の皆様が、それぞれの分野で取り組み、市の発展に役立つようがんばろうではありませんか。(t)
去る7日、恒例の「もとまち青空フェスタ」が心配された雨を吹き飛ばし開催されました。

 当日は、小学生から高校生まで合唱や器楽演奏など、更には飛び込みかなと思われるパフォーマンスなどもあり会場の「桑島記念館」は終日にぎわいました。
レインボープラン関係では、いつものように虹の駅の青果物と、推進協議会のレインボーカレーを出店しました。しかし、今年のレインボーカレーは、推進協議会の指導の下に、長井市内に避難しておられる福島県の方々が主役でした。






















その主役は、日ごろのご支援に長井市民の皆さまに御礼をしたいと、避難者の方々がレインボープラン市民農場のサポートで立ち上げた避難者主体の農場「福幸ファーム」(支援者の皆さまで命名しました。)に集う皆さん方でした。この農場は、置賜総合支庁や長井市、市内の関係団体、更にいわき市のNPO団体を含めた方々の支援で運営しているもので約60アールの田畑を耕作しています。
メンバーの方々は、ここでの農作業などを通して、交流、情報交換、健康づくりをはかりながら、ふるさと福島の一日もはやい復興を願い、ご自分たちで育てた安全なレインボープラン認証基準(に準じた)野菜などを栽培し、これをふるさとで頑張っておられる皆さまに送る事業を展開しています。

皆さんは、前日から調理に取り掛かり、100食分のカレーと福島風のスープをつくり、会場に持ち込み振舞われました。当初、「感謝のお振る舞い」だから無料でと計画していましたが、諸般の事情から200円以上の「福幸ファーム支援カンパ」のお願いとなりました。
店前には、活動状況のパネルの掲示をし、避難者・被災地の状況を生の声で説明するなど、災害復興支援の風化に歯止めをかけようと笑顔の接待の中にもその心が伝わるイベントのなりなした。お陰さまで、カンパは1000円お札も多く、市民の皆さんの避難者支援・「長井の心」に皆さんで感謝していました。

この青空フェスタは今年で11年目、当初の開催は、もとまち商店街振興計画づくりの企画段階で出された、「もともと、商店街は、町のお店側と周辺の村の農家がお互いに助け合って成り立ってきた」という関係にあったようだ。このことをベースに、「生産者と消費者、まちとむらが相互に支えあおう、循環しよう」とのレインボープランの理念を商店街振興に活かそうとしたことだったと記憶しています。当時の企画書のサブタイトルは「レインボーの風が吹くまち・もとまち」でした。
会場近くの知人は言いました。「最初は来る人も少なかったが、このような賑わいになるとは・・やはり継続だな」と。
今年から道路を止めて路上に露天が出されており、更に賑わいが生まれていました。
このような関係者のご努力と行政、関係団体、ボランティアの支援があって本町はもとより市の活性化にも結びつくものであり、今後の商店街振興計画にも活かされていくのではないでしょうか。(t)

今年の6月に立ち上げた農場のブログに、このたび(予期せず・勝手に)広告が載り始めました。
どんな基準で広告主が付くのかは不明ですが、当ブログが一人前のブログに成長したことは喜ばしいことであり、これでいささかではあるがレインボープランの広報にもお役に立つのではないかとお知らせいたします。

ブログの所在は以下のとおりです。
http://rainbowsfarm.cocolog-nifty.com/blog/

また、兄弟分のフェースブックも活躍しております。
所在は以下のとおりです。
http://rainbowsfarm.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/post-3877.html

こちらも、多様な情報の受発信ができて、役に立っています。

お時間のある方は、ぜひ、情報交換にご参加ください。
                             (事務局)
 6月23日、置賜総合支庁からの受託事業である「レインボープラン“絆”循環プロジェクト=福幸ファームさなぶり交流会」が市内「松竹会館」で開かれました。
避難者9家族25名、関係団体、市民ボランティア、NPO法人レインボープラン市民農場関係者など総勢60余名が参加しました。
 開会、主催者挨拶、来賓挨拶、乾杯のあとの、お二人の被災体験発表には、目頭を押さえる参加者も多く、今でも不自由な生活を強いられている方々が身近におられることに、事故の悲惨さと支援の重要性を改めて感じさせられました。
 料理は、市民農場と福幸ファームの生産した野菜がふんだんに使われたレタスのしゃぶしゃぶなど、食べ切れないほどのお料理を頂きながら、即座に交流ができるユニークなゲームで会場は沸きかえりました。
 そのほか、農場の会員による、太極拳の模範演技もあり、急仕立てのハーモニカバンド伴奏による会場のみなさんとの大合唱で幕を閉じました。










ご来賓の皆さま、参加者の皆さま ありがとうございました。
 交流推進事業は、今後、5回以上計画がありますので、市報などを通じてお知らせします。多くの皆さまの参加をお待ちします。

詳しくは、ブログ(http://rainbowsfarm.cocolog-nifty.com/blog/)のアクセスしてください。                                                       (事務局)