HOME > 記事一覧

笑う介護士 袖山卓也氏の講演を聴く!

今日13時から14時半まで年休をもらって、笑う介護士袖山卓也さんの講演を聴く機会を得た。“笑う介護士”という見出しが魅力的だったので、つい引き込まれてしまった。“きっといい話が聴ける!”と確信的なものを感じた。その通り!本当に心にしみ入るいい話だった。36歳ながら彼の生き様が素晴らしい!私も母と一緒に住んでいるが、今日の講演を生かしていこうと思った。本を購入しサインをいただいた。とても爽やかな素敵な方だった。幸せいっぱいだった!「笑う介護士の秘伝」を購入した。
以下、講演内容をまとめたのでどうぞ!


福祉のお仕事フェアー~合同面接会2008~    20.12.12(金)
  山形国際ホテル
「笑う介護士に学ぶ、未来の介護」
                    笑う介護士 袖山 卓也

 1.袖山氏の介護とは? 
   医療の世界(臨床検査技師)から無資格未経験で飛びこんだ介護の世界、
   高齢者に触れたこともなければ話したこともない超ド素人からの出発、
   だからこそ「もっと学ばなくては、もっと知らなくては」と勉強、実体
   験を積む。
   介護が大好き!仕事に誇りをもっている!

   世間一般に、介護は「3K(きつい・きたない・きけん)と言われ、イヤ
   な職業と思われがち。袖山氏は、質を追いかけ、“高齢の方や周りの人達
   が喜ぶことをする“とやってきたら、知らぬ間に地位が築かれた。戦略
   はなかったが、目標はあった。介護に出会い、大学(4つ卒業)、障害者
   福祉現場に出会い、働く場所がなく親が必死でがんばっている現状に触
   れる。高齢者に全員がなる、明日障害者になるかもしれない我が身―誰
   が面倒みるの?―支える役割がある。高齢になって障害者になってでき
   なくなったことを支えればいい。それは楽しいし、やりがいがあるから
   ずっと続けていく。なんの不安も不満もない、満足している。天国であ
   って地獄ではない、好きでやっているから。低賃金・重労働と言われる
   が、質が上がると自ずと評価は上がる。(袖山氏は9時間働いて9時間バ
   イトしていたそうだ。)
   どんな分野も同じだ。野球選手は小さい頃から野球のみ、身体が資本の
   仕事の方が大変でしょう。
 
 2.医療と福祉の違い 役割の本質が違う。どっちも必要。
   医療は病を治す、福祉は人生、生活そのものに寄り添っていく。

    長期目標            短期目標
    (福 祉)           (介 護)
    
    人  生 ←  生  活 ← 排泄・食事・入浴・レクリエーション
   
  生きていたいなあ!          これだけやっているから疲れる
   
  最初に長期目標を考える。長期目標がぶれることはないから、その人が人生を  あきらめないで生きていけるように支えること。あるおばあちゃんの月1回の  墓参りに連れて行くことが長期目標だとすると、レクで足腰を鍛え、食事をし  っかりとり、入浴しという短期目標が自然とできる。そこに大変さはない。
  人と人が“共に生きる(暮らす)”純粋に生きようとしているのを手伝うのは  当然。袖山氏“私と誰か1年間一緒に暮らしてくれますか?一緒に暮らし始め  て2ヶ月過ぎて、相手が事故にあって両足が使えなくなったらどうします?僕  はあなたの送り迎えをしたり排泄や入浴のお手伝いや食事も作りますよ。皆さ  んそうするでしょう?”
 
 3.技術面では、“人間が人間を見つめること”は共に生きるに通じる。彼は
   入所者の1回の食事時間、かむ回数、食べる順番等みんなわかっている
   と言う。それによって、介助する時に相手が臨むようにできるから。ハ
   イご飯、ハイ味噌汁…と一般的にするのではなく。その人が洋服を着る
   時、右左どちらから袖を通すか等も知っていると相手の心地よさに繋が
   る。常に学び常に考える姿勢が大事、すべて相手の中に答えがある。専
   門用語はいらない。
 
 4.彼が一番最初に担当したおばあちゃん、這えずって暮らしている人で、
   意思疎通ができない。何をしているんだろう??きっと何か探している
   んだ。自分も這いつくばってコンタクトレンズを探すように注意深く探
   して、“みつかった!”と言って、手のひらに“ハイ”と置いてあげると、
   とても喜んだそうだ。
   そそぎ続けること、この人の世界を否定しないで“この人の世界にとけ
   こんでいく介護”目が見えない世界にとけこむことが大事だ。
 
 5.彼は、(相手の両親が見ていると思って)“親に負けない介護をしよう”
   両親に評価をもらうつもりでやっている。残された人生が潤えている
   か?自分がもうちょっとできたんじゃないか?“人生そのものに寄り添
   うのが介護“

  *袖山氏は36歳、夜勤もしていて現在の睡眠時間1~3時間だそうだ。
   3人のパパ 2004年「有限会社 笑う介護士」を設立して、5年以内に
   47都道府県を回ろうと目標を立て現在43県目、年間120本講演してい   る。
   著書 詩集「生きる本」「生きる本2」「“大きな家”を見てごらん!」
   「頑固ジイさん かかってこんかい!」「家庭介護の鉄則」
   「笑う介護士の極意」「笑う介護士の秘伝」 
2008.12.14:t-ozeki:[キャリアアップ]

“アグネスチャン”のコンサート!

11/18、職場の友から、“アグネスチャンのコンサート、聴きに行かない?”と声をかけられた。彼女のご両親がいく予定だったが行けなくなったこのこと。私は“もったいない”精神がはたらいて、夕方ちょっと予定があったがせっかくだから行くことにした。もう1枚も他の友が行くことに…。さて、そのチケット代は?タダ…?とよぎったが、チケットは買ってだった。3800円、ちょっと痛いが神様が行ったほうがいいと言ってくれたのだろう。

さて、コンサートは…アグネスチャンが当時と変わらずとてもかわいくて、力強くて素敵だった。あまり歌唱力は評価していなかったが、こんなにうまいんだと感心した(しつれい!)。あの当時の歌と今の歌を聴き、詩が素敵でいい歌ばかりだった。感動した!そして、おしゃべりがたくさんあったので、アグネスチャンの生き様を見ることができた。世界を股にかけてのボランティア活動、自身の病気を乗り越えたことなどとても元気をもらえるお話を聴けた。仕事をしながらもボランティア活動がしたいと願っていたそうだ。その根源は中学校時代に行ったボランティアの体験がアグネスを変えてくれたとのこと、そんな貴重な話を伺えたことに感謝だ。旬の方のコンサートもいいが、年齢を重ね深みが出てきた方のコンサートもまた味があっていいなあと感じた。

本当に大切な時間をもててよかった!ありがとう。
2008.11.27:t-ozeki:[キャリアアップ]

楽天野球団取締役社長島田亨さんの講演を聴く!

11/17のことだが、午後から楽天野球団、島田社長の講演を聴いてきた。最初の印象は、“若い”!43歳とのこと、びっくりした。その人となりを聴くことができ、感銘を受けた。どういう生い立ちで、どういう経歴で今に至ったかとても興味があった。私は人の生き様を聴かせていただくのが大好きだ。島田社長も親の影響があって、自分で商売をする道を目指していたと言う。2年間リクルートに入社し、24歳で創業、その後も可鍛に道を切り開いている。早くから自分の進むべき道を見出し、苦難はあろうとも信じて進む力強さを感じた。いくつかの転職を経て今の楽天の仕事にたどり着いたと言う。しっかりビジョンを打ち出し、常に前向きに可鍛に挑む姿勢は素晴らしいと感心した。今度仙台に楽天野球を見に行ってみよう!という気持ちになった。

本当にいいお話を聴けて感謝だ。
2008.11.27:t-ozeki:[キャリアアップ]

たかがメール、されどメール!

今の時代、メールの交信ができて便利になったなあと感じる。それがない時は“手紙”か“電話”、改めて手紙を書くのは億劫だし、電話は時間がないとついしそびれてしまう私である。手紙は時としてメールより手書きのぬくもりがあっていい時もある。

そのメールだが、私も仕事上や私的に大いに使っている。仕事では少ないが、私的にはCNのメーリングリストで使っているので、毎日10件前後のメールがくる。それを開くのは1日の楽しみとなっている。メールを読んだり、書いたりするのは楽しい!そのメールがただのお知らせだけでなく、その人自身が出ているメールはとても温かさが伝わる。仕事上では必要なことだけのやり取りでいいのだが、一言相手を気遣う一文を添えるようにしている。その人がメールを受け取った時に、ホッとする様な気持ちになってくれればいいなあと思うし、自分もそんなメールをいただきたいと思うから。私的にはその人の近況が書いてあったり、感じたことが書いてあるとうれしい!気持ちが伝わってくるからだ。本を読んでいても思うが、その人自身がよく出ているものが伝わるなあと感じている。“こんなこと書いてどうだろう?どう思うかなあ?”と思いがちだが、その人が気持ちをこめて書いてくれたものは温かさや一生懸命さが伝わる。私はよく自分が出合ったことなど、感じたことも加えて長いメールを打つ。相手にとっては迷惑かなあ?なんて思うこともあるが、それは割り切って書くことにしている。きっとみんな温かい気持ちになってくれていると信じて今後も伝えることにしようと思う。それが私らしさだから!
2008.11.15:t-ozeki:[キャリアアップ]

感謝の気持ちを伝えたいので!

私は日々暮らす中で、周りの人やものの関わりによって生かされていると感じている。そして、その関わりを大事にし、相手の気持ちにこたえようと強く思っている。こたえると言うことは表現することだ。

土曜日に家でお楽しみ会をした時に、O氏のお母様が7~8種類のお漬物をO氏に持たせてくれた。それがとても美味しくて、みんな感動していた。どれもこれも美味しいのは勿論だが、温かい心が感じられてうれしかった!これを作るまでにはたいへんだろうなあ、時間をかけて作ってくれたのだろうなあと思いを馳せると、その気持ちを伝えないとと思い、手紙を書いた。


 Oさんのお母様へ

 
 はじめまして 小関と申します。
 いつもOさんには会の中で、また若者の就労のことで等お世話になっておりま  す。とても穏やかで優しくて人間味溢れるお人柄に惹かれています。そして、い ろいろな情報を提供してくださり、頼りにさせていただいております。
 
 さて、8日土曜日にはOさんからたくさんの漬物等をいただきまして、ありがと うございました。最初電話で漬物をお持ちくださるとの申し出をいただいた時、 私も浅漬けくらいしかないので簡単に返事をしてしまいましたが、あんなに数々 のお漬物とは思ってもなく、本当に恐縮しております。
 
 それぞれの素材を生かした何とも言えない美味しい漬物に、全員が感動を超えて びっくりしていました。“幸せだ、幸せだ!”と言って食べていましたよ。味が 何とも言えず上品で、この丁度良さを出すのに私等苦労しています。さすが、長 年美味しい漬物を家族やみんなのために心をこめて作ってこられたお母様の“作 品”なんだなあと感じました。“絶品”としかいいようがありません!
 
 きっと家族を支え、地域を支えて生きてこられたお母様の人生そのものと一緒に 漬物があるのでしょうね。それをご馳走になれる我々は本当に幸せでした。お母 様の数々の漬物のおかげで、昨日の会が予想以上に盛り上がりました。感謝のし ようがありません。
 
 このご縁で、家にもぜひおいでいただく機会があれば幸いと存じます。Oさんと 一緒においでください。こんな素敵なお母様にぜひお会いしたいです。みんなそ れぞれの役割をもって生きている中で、何かを通して生きる力をいただきながら がんばれるのでしょう。お母様の漬物はそんな偉大な力を与えてくださいまし  た。そのことを伝えたくてお手紙を書かせていただきました。
 
 本当にありがとうございました。
2008.11.13:t-ozeki:[キャリアアップ]