久しぶりのクライエントさんでした

  • 久しぶりのクライエントさんでした
数年前から、月2回ある製造会社に出向き、
社員さんのカウンセリングを行っています。
希望がないときは、会社指示でのいわば全員カウンセリングです。

開口一番
話せば楽になる人もいるし、逆に苦しくなる人もいると思う、
自分は後者だった
なぜ話してしまったんだろう、
その思いが頭の中でぐるぐる、グルグルまわって、
後悔しきりだった。職場を辞めようと思った。

人間関係で苦しみ、会社指示で来室した方で、その後仕事の担当内容を変えてもらったそうです。

今は
『正直あの人が苦手と他人に言えるようになっただけ、自分も進歩したのだろう 』
と、しみじみ話してくれました。

その方にとっては、カウンセラーに心をさらけ出したことは、
その方の生き方に相反することだったのでしょう。
そして、話してしまった自分、涙した自分を責めてしまったのでしょう。


カウンセラーとして、
クライエントさんにとって絶対に安心安全な場所だと伝えること
社内相談室だからと甘え、その配慮に欠けていたことに気づかせてもらいました。

ありがとうございます。

2018.09.19:おやコミ研究所:[その他]