あなたのメッセージはきちんと相手に伝わっていますか?

一方方向になりがちな、親からのメッセージ
「困ったなあ」「なんとかしてほしいな」
そんな親からのメッセージは なぜ子どもに伝わらないのでしょうか。

1の事例を基にかんがえましょう。
食事が遅い子どもに対しての言葉かけ例がありますが、このとき親のこころの中にある気持ちは何なのでしょうか。
とりあえず『、片付けが終わったら、今日届いた本を読みたい。
早くページをめくりたい、だからダラダラ食べていていると片付けが遅くなってイヤだ。』そういう気持ちがあったとしましょう。
でも、

1 何やってるの。早く食べなさい!
2 もうおなかがいっぱいなのね。じゃあ食後のデザートはあげられないね。
3 あなたって人は!ほんとに何でも遅いんだから。
4 テンポよく食べないと、どんどん食べたくなくなるものよ。
5 なぜ食べられないの?おやつが多かったのかな?調子悪いの?
6 いつもいつも同じことを言われないようにしてちょうだい。

これでは、親の気持ちは全く伝わらず、逆に子どもは『食べるのが遅いダメな子』と感じたり、否定されたと感じてしまう可能性があるのです。

このように親のメッセージが子どもに正しく伝わっていないケースはとても多く、
そのために親子関係がギクシャクする事もあるのです。
そうならないために、こどもとのコミュニケーションを上手にとれるようになりましょう。

2017.08.01:おやコミ研究所:[Q&A]