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「わたしメッセージ」で正しく伝えよう


子どもが家に友達をつれてきて、鬼ごっこをはじめて困っているとします。
このようなときには、まず私を主語にして話してみましょう。
「みんなが部屋の中で走り回ると、落ち着いて本が読めなくて、お母さんが困る」などと、
自分がなぜ困っているのかを、私を主語にした文で話しかけます。
このとき
子どもの行動 走り回ること
親にどう影響して 落ち着いて本が読めない
親の感情がこうなる 困る
3つの要素を入れると、子どもも理解しやすくなることをしっておいて。

子どもは「ダメ」と言われただけでは、どうしたらいいのかわかりませんが、
「私を」主語にして話してもらうと
「お母さんは落ち着いて本が読めなくて困っているんだな」とわかり
親の気持ちを理解したり、
「お母さんの気持ちを考えて外で遊ぼう」、と自分で状況判断したり
鬼ごっこを辞めたり
解決策を考える事ができます


親が子どもに命令、提案、脅迫等をしていると、
親の言うことに従うよい子になるかもしれません。
しかし、いつも親から指示されないと何もできない、「指示待ち症候群になってしまう可能性もある。
命令ばかりでは、子どもの「自分で考え、判断し、責任を持って行動する力」が育ちにくい。
だからこそ、「私は~」のメッセージで、まず親の子持ちを伝え、あとの判断は
子どもに任せる機会を作る必要があると思います。
困っている親をみて、子どもが「じゃ、こうしよう」と考え、行動できるような
言葉かけを意識してほしいと思います。
またこれは思いやりができる子どもになります。

そして、子どもが自分から行動をしはじめたら
「助かった」「ありがとう」「うれしいな」等親子の気持ちを積極的に伝えましょう。 ※ 偉いね はNGです
あ、今日はご飯をおかわりしたな、よかったおいしいと思ったんだね、そう感じても
やっぱり「ママ、今日のご飯おいしいね」と言われると私たちもうれしいですよね
人に喜んでもらう経験は、自分の存在を認められたと感じるもの。
自然にやる気が生まれ、子どもの心を豊かに大きく育てることにつながります。

大人でも同じですよ。
2017.08.01:おやコミ研究所:[Q&A]

もしかして話下手?

親にとって、子どもはかわいいけれど、困った行動をすることも多い。
そんな時、「子どもをより良く育てることが私の役目」とばかりに
「こうしなさい、ああしなさい」と命令口調で言葉を投げてしまいがち。
でもこれで、子どもはいうことを聞きますか?
あなたの気持ちがきちんと子どもに伝わりますか?
もしも、あなたが「何度言ったらわかるのだろうか」と感じた経験があるなら
それは、子どもが悪いのではなく、
あなたが子どもに言いたいことを率直に伝えていないからかもしれない。

困っているのは誰なのか?

親は子どもをよくしようと、先ほどの例のような言葉で注意する
その言葉の主語はなんでしょう?
「(あなたは)早く食べなさい」 ですよね。
つまりあなたが主語になっている言い方。
子どもの行動に困っているのは誰ですか?
子どもの行動に困っているのは親なのだから、
「あなたがこんなことをすると、お母さんは、こんなふうに困るのよ」と言えば
そうか「困るのか」とわかるのに、
「あなた」を主語にして「こうするべき」と非難するから、
子どもは言われた言葉に反発したくなるのです。
これは大人でも同じです。

これでは、子どもをよくするところか、かえって
「親の考えを押しつけられて反抗的になる」
「親に責められてココロを閉ざす」など別の問題も発生してしまう場合もあるのではないか。。


2017.08.01:おやコミ研究所:[Q&A]

あなたのメッセージはきちんと相手に伝わっていますか?

一方方向になりがちな、親からのメッセージ
「困ったなあ」「なんとかしてほしいな」
そんな親からのメッセージは なぜ子どもに伝わらないのでしょうか。

1の事例を基にかんがえましょう。
食事が遅い子どもに対しての言葉かけ例がありますが、このとき親のこころの中にある気持ちは何なのでしょうか。
とりあえず『、片付けが終わったら、今日届いた本を読みたい。
早くページをめくりたい、だからダラダラ食べていていると片付けが遅くなってイヤだ。』そういう気持ちがあったとしましょう。
でも、

1 何やってるの。早く食べなさい!
2 もうおなかがいっぱいなのね。じゃあ食後のデザートはあげられないね。
3 あなたって人は!ほんとに何でも遅いんだから。
4 テンポよく食べないと、どんどん食べたくなくなるものよ。
5 なぜ食べられないの?おやつが多かったのかな?調子悪いの?
6 いつもいつも同じことを言われないようにしてちょうだい。

これでは、親の気持ちは全く伝わらず、逆に子どもは『食べるのが遅いダメな子』と感じたり、否定されたと感じてしまう可能性があるのです。

このように親のメッセージが子どもに正しく伝わっていないケースはとても多く、
そのために親子関係がギクシャクする事もあるのです。
そうならないために、こどもとのコミュニケーションを上手にとれるようになりましょう。

2017.08.01:おやコミ研究所:[Q&A]

あなたは どのタイプでしたか

1が多いあなたは 命令大好きママ
あなたは、「わたしが正しい!」という態度を子どもにおしつけていませんか?
もうすこし子どもを信頼して話しかけましょう。

2が多いあなたは、脅迫ママ
あなたは、子どもを「懲らしめないとダメ」と思っていませんか?
もうすこし子どもを信頼する気持ちを持ちましょう。

3が多いあなたは 侮辱ママ
あなたは、子どもを「全くしょうがない子」だと思っていませんか? 
こんな子はいらないそんな気持ちを感じたら、子どもは行く場所をなくしてしまいます。

4が多いあなたは、理論派ママ
あなたは、「こういう理由で、こうすべき」と行動を指示する傾向があります。
子どもが自分自身で考えることができなくなります。

5が多いあなたは、尋問大好きママ
「なぜ」「どうして」聞いたあと、子どもの返事を「○」「×」と判定しようとしていませんか?
子どもは、責められているように感じてしまいます。

6が多いあなたは、説教大好きママ
あなたは、子どもは大人の言うことを聞くのが一番」と思っていませんか?
親の考えを押しつけられた子どもは息が詰まってしまいます。



あなたのメッセージはきちんと相手に伝わっていますか?

どんな数字を選んでいましたか?
どんなパターンのママになりましたか 。答えが一定のパターンにならず、当てはまる答えが見つからなければ、心当たりのあった答えを読んでみてください。
この質問に対してこの6パターンのように答えたのでは、子どもを責めたり、存在を否定したりして、子どもの心を傷つけることにつながってしまいます。
親は子どもがよくなることを願って「言葉かけ」をしているつもりなのに、かえって悪い方向にいってしまうのはなぜなのでしょうか。
2017.08.01:おやコミ研究所:[Q&A]

言葉かけセミナー  5

家の中で大声で騒ぎはじめた子ども達に

 1 ご近所の迷惑よ。すぐやめなさい。やめないと隣のおばさんにしかられるよ。
 2 何度言ったらわかるの?もう家にお友達をよんであげないよ。
 3 もうちょっと静かに遊べないの?家は体育館とは違うのよ。
 4 騒ぎたいときはどこに行くんだっけ?外に行くのは知ってるよね。
 5 どうして騒ぐのかなあ。いつも言われているんだから、もうわかってよ。
 6 今度こそ許さないわ。悪いってわかってやっているのは最低よ。


あなたは どんな声かけをする??

2017.04.06:おやコミ研究所:[Q&A]