おさむ茶マイルーム

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 拙宅の八重桜もその役目を終えて散り始めました。今回はこの八重桜を1年中楽しもうと、塩漬にしてみました。よくお祝の席でだされる桜湯やサラダ、ピラフに混ぜると、その鮮やかなピンクが際立ちます。ちょっと変わった使い方として、今回クッキーに混ぜてみようと娘は張り切ってますが…。
 ちなみに桜湯の由来は、の一生を決める祝いの席では、その場だけ取り繕ってごまかす意味の「茶を濁す」ことを忌み嫌うことから、祝いの席ではお茶を用いず、代わりの飲み物として桜湯を用いるようになったそうです。近年では結婚式場などでは出すものの、個人のレベルでは、桜湯を飲む風習が廃れているようです。

 2〜3日前からみちのくも一気に夏模様、ビールが毎日おいしいですねえ。これなんの画像でしょう、アザラシの群れ?ブッーサーファーの群れでした。GWに太平洋側をドライブしたら、楽しそうにボードを操る集団を発見!もうすでに夏を実感した次第。
 夏といえばTUBEにサザン、古いところではワイルドワンですねえ、しばし車を止めて海をながめていると、サザンのアカペラの名曲「ビッグウェーブ」が聞こてくるようでした。彼女と海辺にたたずみ夕陽を眺めたあの日…あれからン十年、時は無情です。隣にいるのはゴマアザラシのようなカミサンが…現実にもどって帰宅の途にトホホ。

 そろそろ桜が散り始めるころですが、山形はついで桃やさくらんぼ、りんごなどのフルー
ツの花が咲き乱れ、まさに桃源郷といったところです。私は、すべての果樹の花が好きですが、とくにピンク色した桃の花にいつも目を奪われてしまいます
 ウチでも4年前、面白半分で桃食った後の種を植えたところ、昨年2個も実をつけました。「桃栗3年柿8年」といいますが、そのまんまの成長でした。肥料もあげない。消毒もしない、大地の肥やしのみの味でとても温かい味がしたものです。その桃の木がかわいい花をつけはじめました。
 桃の字の「兆」は”妊娠の兆し”を意味しており、 桃が「女性」や「ひな祭り」と関係があるのはこの理由かららしい…知ってました〜(笑)。

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 先週は花冷えと申しますか、4月20日にみぞれ雪に見舞われたり冬に戻ったように冷えこみましたが、ここにきて桜がいっきに開花宣言。職場の桜もほころびはじめ3分咲きといったところでしょうか。

 桜に対する日本人の評価って、美しいと思う人もれば、儚いものと思う人もありで様々ですが、咲いてから散り終わるまで風情があって個人的に好きですね。確かに散る時ははかなさを感じますが、「散る桜 残る桜も 散る桜」の句にあるように、そのはかなさが日本人の琴線に触れで愛されてるんじゃないでしょうか。満開時より風に舞う桜の花びらが風情あっていいですね。
 お花見って実際に咲いている期間でも散る前の良い時期はほんの数日なので、そのタイミングを逃したりした経験ありませんか?幸い今年は、連休明けに咲き始めたので、今週いっぱい目を楽しませてくれそうです。
 ちなみに桜の花言葉は、「優れた美人」「純潔」「精神美」「淡泊」だそうです。う〜ん「純潔」か〜、これって死語化してませんかねw。

 昼休みは健康づくりも兼ねてウォーキングを常としていますが、先日土手際に春一番ふきのとうが土の中から顔を出しているのを発見しました。東北の長かった冬もやっと終わりを迎えようとしているのを目の当たりに実感。
 ふきのとうはフキの花茎で、食用には小さなつぼみが好まれます。香りが強いため、人によって好き嫌いがありますが、この香気を生かした食卓は、春を食感させてくれます。レシピとしては、汁ものに天ぷらがポピュラーですが、ワタクシ的にはふきのとう味噌が一番かな。昨日、そのふきのとう味噌をおすそ分けでいただきました。
 豆腐やコンニャクを温めて、それに塗ったり、生麩を両面カリッとなるまで焼いてそれに塗って食べ方もあるそうですが、温かごはんにかけると美味しくて何杯も進みサイコーです。来週あたり、てんぷら具材に取りに行こうかと…何しろただですからね(笑)。


 山形で春を告げる野菜と言えば一番最初に思い浮かぶのがあさつき(浅葱)、昨日食卓に登場しました、山形が主産地で5割を占めるそうです
 青い部分をみじん切りにして薬味として使うイメージが強いですが、このへんの地方では太い根に近い白い茎部分を食すのが特徴です。あさつき(浅葱)はもともとは、山の草地に生えている野草のひとつだそうですが、最近は栽培も盛んでスーパーなどでも手に入れることができるようになりました。

 食べ方は薬味として使うほか、サラダやあえものに加えたり、焼き肉や刺身で巻いていただくのもおすすめのようです。ワタクシ的には歯ざわりと香りの高さが生かしたた食べ方として酢味噌和えが一番のお気に入りですが、お吸い物もいいですね。
 あさつき(浅葱)は効用として「気を下し、食を消し、また能く食を進める」とあり、あさつき(浅葱)は古くから食欲の増進に役立つことで知られ、他に利尿・発汗に作用したり、ストレスを防いだりします。疲労回復などにも効果があるそうです、おしまい。

 春の息ぶきとともに、昼休みのウォーキングを再開しましたが、水墨画の世界から飛び出したようで実に気持ちよい。今日、いつものウォーキングコースを変更してみたら、あおさぎの巣窟と遭遇。
 これまでも時たま、川辺で小魚捕りをしている姿を見かけてたので、この辺りに自宅マンション?があるとの想像はついてましたが、ついに発見!夏は葉っぱに覆われて気づきませんでしたが、なんと過密住宅のような満室状態ではないか。これから繁殖時期に入るそうで、せっせと巣作りをしていました。偽装耐震で揺れ動く人間社会をよそ目に、鳥類の世界ではこの程度の過密は大丈夫なのかも…あおさぎはコロニー(集団繁殖地)をつくることが多いと聞いていましたが、正にそのとおりでした。
 あおさぎは日本で最も大きいサギといわれ、体は灰色で、飛ぶと黒が目立つ。よくみると頭に黒い冠羽があり、眼の上にも黒い模様がある。一見、ツルのように見えるが、れっきとしたサギ。木に止まることができるのと、飛ぶ時に首をS字型に曲げる点がツルでない証拠。白鳥が北へ帰ってしまった今、今度はあおさぎがウォーカーの目を楽しませてくれるに違いない。

 風も春めいてくる3月、ようやく北国にも春到来の兆しです。明日3月3日は日本の伝統行事の雛祭り、長く雪に閉ざされてきただけに、桃の節句を祝うひな祭りがいっそう華やいだ感じが増します。この時期、山形県内では各地で雛祭りが行われ、昔から受け継いだ古代雛が展示されます。
 拙宅でも、ひな祭りに呼応して、玄関先に雛人形を展示しました。昨年までは床の間に飾っていたのですが、カミサンが某宅を訪問したら「玄関先に雛壇が飾ってあって素敵だった!」とのことで、玄関に落ち着いたようです。ただ、ワタクシ今夜帰宅した時、玄関空けてビックラこきましたよ。思わず戸を閉めて、表札を確認してしまいました(笑)。そんなわけで、バラクーダの日本全国酒飲み音頭に合わせて「♪3月は、ひな祭りで酒が飲めるぞ〜、のめる飲める呑めるぞ〜酒がのめるぞぉ〜」。

 さて、お雛様展という古くから山形で河北町が有名ですが、わが寒河江市でも下記の3箇所で、享保雛展が開かれているようです、興味ある方はどうじょ。
 ・料亭慈恩寺陣屋/1月28日〜4月30日10:00〜17:00
 ・古澤酒造資料館/3月25日〜4月3日9:00〜16:30
 ・チェリーランド「臨川亭」/3月25日〜4月3日9:00〜17:00

 北国に住んでいると、否応なしに雪と向かい合って生活していかなければなりませんが、そんな中にあっても先人たちは、潤いを求めてかまくらを作ったりして、ささやかな楽しみをみつけて暮らしてきました。雪灯篭もそんなひとつですが、我が家でも1月××日玄関先にミニ雪灯篭を飾り、ささやかながらファンタスティックナイトを楽しみました。
 鱈は魚へんに雪と書き、その名の通り12月から2月頃まで真冬が旬の魚です。山形庄内地方の冬の定番料理が、日本海の荒波にもまれた真鱈はまるごと使った「どんがら汁」、身も心も温まる汁物で、これを食べないことには山形の冬を語れません、
 このどんがら汁の由来は、土地の人が胴とガラ(頭、骨等アラ)を一緒に煮るのでとか?。鱈は淡泊な味の魚という印象が強いが、庄内の冬のそれは濃厚,芳醇である。お値段のほうも「万単位」となるが、どこも捨てるところはない。身は煮付けにし、卵巣は糸こんなどとからめて炒り煮にし、タツと称する精巣は湯通ししてわさび醤油で食べたり、酢の物風にするそうである。
 寒鱈の真骨頂は何といっても肝臓の部分である。庄内沖の大寒の荒波をくぐり抜けてきた鱈は、肝臓にたっぷりと油を貯えている。切り落とした頭、しっぽとともにこのキモをダシとして入れた味噌汁を「どんがら汁」と称して、これが寒鱈の最高の味覚であろう。
 内陸地方では葱や豆腐を加えますが本場庄内では、冬の風物詩となっている岩のりだけの味噌仕立で、鱈と岩のりだけで作るのが特長です。この1杯を食べて「厳しい冬を乗り切ろう」そんな息吹きが感じられる郷土を代表する一品です。

いや〜、新酒の時期が今年もやってきましたね。先週末、バウンドテニスサークルの新年会で日本酒を久々に飲んでみた。新発田市のBT仲間からお土産にいただいたもので、どぶろくを彷彿させる菊水酒造(新潟県新発田市)のにごり酒 菊水・五郎八。秋冬限定もんらしく、こってり甘口。しかも、アルコール度数がなんと21度、それでいて、とろりとした口当たりはいいわ、うまいは、酔うわで、奪い合い…あっという間に完飲。これうますぎで、飲みすぎたらヤバイって感じ。
12月としては記録的な豪雪は、全国各地に大きな被害の爪あとを残した。山形でも信じられないような列車転覆事故が発生、あらためて雪の恐ろしさを痛感させられた次第である。拙宅でも週末に屋根の雪下ろしを余儀なくされたが、12月中の雪下ろしは記憶が無い。
 ワタクシが住んでいるアバラ家は屋根の雪が玄関前に落ちる構造のために、放っておくとその雪が落ちてくるのでとても危険だ。そのため、早めに雪下ろし作業となるのだが、2階部分の作業はサスガに怖い。「屋根には一人で上ってはいけない」は雪下ろしの鉄則だそうだが、やる人がいないのでそうも言っていられないので、命がけの雪下ろし敢行となる。
 山形では毎冬、屋根から落ちて死ぬ人がたくさんいる。また、屋根からの雪崩の下敷きになり死ぬ人もいる。毎回、神に祈りながらの作業になるが、無事下ろし終えるとほっとするものだ。雪国に住むハンディはとてつもなく大きいが、雪見酒などささやかな楽しみも見つけながら、長い春を待ち続けるのである。

 今年も残すところあとわずか…振り返る余裕もなくバタバタと過ぎる毎日です。明日からクリスマスイブを挟んで3連休、町のにぎわいも大変なモンでしょうね。ワタクシも今夜は温泉で1泊忘年会、戦場前に「ウコンの力」の呑んで頑張ります。
 クリスマスといえばイルミネーション、仙台市の「光のページェント」がはじまりましたが、100万個の電球が彩る様は一見の価値アリです。
 週末、秋田ツァーでの3発目です。山形県内陸痴呆もとい地方から庄内地方へ国道112号線の一般道でドライブするとき、必ず立ち寄るのが鶴岡市(旧朝日村)にある「米の粉の滝ドライブイン」。米の粉の滝は、梵字川に流れ込む合流点に懸かる滝で「米の粉の滝ドライブイン」の駐車場から眺めることが出来ます。落差約25mから直下に落ちる滝で、落下する水が米の粉のように見えることからこの名で呼ばれているらしいが(いわゆるライスシャワーという奴ですなw)、先週末訪れた日は紅葉で見事に囲まれていて、新緑時期と違う彩りと表情を見せていました。 冬になれば、水墨画のような違った顔でドライバーを和ませてくれることでしょう。
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TVのニュース報道で、鶴岡市の鶴岡公園で松の幹にむしろを巻く冬支度 「腹巻き」 作業がオンエアされていた。いつもながらの晩秋の風景ですが、松の「腹巻き」とは松の越冬にあたり、樹木の幹の部分にこもをまきつける作業で、昔から行われて先人の素晴らしい知恵だと、あらためて感心しました。

 松にとって害虫のマツカレハの幼虫(毛虫)ですが、夏は松の木にいて、冬は地面に下りて越冬するそうです。そして越冬する際、 暖かいところに身を隠す習性をもっていることから、それを利用した昔ながらの駆除法で春先の 「啓蟄(けいちつ)」 のころ、 誘い込んだ害虫ごとむしろを取り外して焼却、 一網打尽にする…いわゆるワナというやつですな。
 最近はマツカレハも少なくなったそうで、どっちかというと「冬の風物詩」のようになっているようですが、松の腹巻き作業が終わると、 樹木の冬囲いや鑑賞池に放たれている錦ゴイの越冬作業など、 いいよいよ冬支度が始まるようです。そうこうしてるうちに、冬の足音がすぐそこまできているようです。