若者達へ ⑤家族の絆3・11

 今日は3月11日である。2年前の惨劇が一日中テレビに流れた。テレビのインタビューに対して、「家族が一緒の家に住めないこと」「友達と一緒に学校で遊べないこと」「仕事がないこと」が辛いと答えている。
 優しいおじいさん、おばあさんがいる家。友達と一緒に遊べる学校。お父さんやお母さんが一生懸命働く仕事場や会社、働くことに意味を知る場所。これは故郷そのものでないだろうか。
 地方の景気が低迷を続けている中でも、家族と共に暮らせることの有難さを感じて欲しい。生命のつながり、家族団らんの夕餉の素晴らしさを改めて考えさせられた。
2013.03.11:orada:[変な民族学4巻 若者達へ]