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原価公開システム
【なぜ原価公開の家づくりなのか】
家を作るということは、どんな時代にも「ご一家の大仕事」です。その時、誰でも考えるのは限られた予算を最大限に活かし、夢や希望を実現させたいと考えます。住宅雑誌を何冊も読んだり、モデル展示場を見て回り、どうやって夢を形にするのかを色々考えられることだと思います。
それはそれで間違っているわけではありません。しかし現実にものをつくる作業はイメージだけで、簡単に出来るわけではないのです。
1、どんな設計が良いか。
2、どんな工法が良いか。
3、どんな素材がいいか。
様々なことを知ることが必要です。
そのうえ一般の人は、どこに建築を頼めば良いのかがわかりません。そのために有名なハウスメーカーに依頼するから大丈夫という人が増えていきました。
でも有名なハウスメーカーとはいえ、現実には地元の職人さんが作っているので本来ならもっと価格を下げることが出来るのですが、そうはいきません。
それはハウスメーカーの住宅の販売システムというのがかなりの費用がかかる仕組みになっているからなのです。
ハウスメーカー主導ではなく「原価を知って家を建てる」ことが出来れば、自分達の生活にはどこが必要でどこが不要か、その不要な部分をどうやって削るのか。無駄にお金をかけていないかを、知ることが出来ます。
オプション、オプションの家づくりから自分自身で選択することが出来る本物の「自由設計」の家づくりが可能になるのです。
そういう意味で、とても重要なことは「家づくりの原価」を建てる本人が理解、知ることなのです。
でもどうやったら原価を知って家を建てられるのか、方法がわからないという要望にお応えして、家を建てる前に知ってもらいたいことを私が小冊子にまとめました。
これは私が材木屋、建材屋、を経験し建築業界に入って30数年、様々な事を経験し今後の家づくりはどうあるべきかを考えて書いたものです。
通常の家づくりの本とは違い、業界のホンネの部分がこれを読めば分かります。プロの現場での経験から出てきた知識を知ることで、予算を有効に使い、希望を最大限実現させる家が可能になります。
今、世の中は不確実な時代になっています。車産業、電気産業、そして住宅業界も今までの延長で家づくりをしていても良いものでしょうか?。
物があふれている近年、今までどうりの生産量の右肩上がりで推移するはずがありません。
明確にわかるのは皆さんの収入も右肩上がりで推移するかは絶対ではないということです。
だからといって人間は一度便利な生活をしてしまうと戻ることがとても大変だということです。いまさら毎日薪で生活は出来ません。スカスカの家でいくら暖房しても不経済。しかし倒れてしまっては自分のことだけではありません。健康でいることも大切なのです。
だからこそ、原価を知って自分に必要なものを自由に選べるシステムでムダを省き納得して住宅を建ててもらいたいのです。
私達の建築業界も今、変革を求められる時代になってます。
原価を「ブラックボックス」にして業者に都合のいい情報しかお客様に流さないというような姿勢を変えていかなければならない時代が来ているのです。
まず当社から「原価公開の家づくり」を始めます。
まさにWE CAN CHANGE!! です。
いままでの既成の考え方にとらわれて「家づくりという大事業」を失敗することのないように、私が書いた「原価を知って家を建てる」というこの小冊子を活用してください。
2009.02.27:
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