わが山形県も、山菜にはじまり、旬野菜、そしてさくらんぼと、郷土自慢の恵みが暮らしを潤す良い季節へと移って参りました。
本年は「デスティネーションキャンペーン」をはじめとし、新幹線の新デザインもあいまって、出羽三山の開祖「蜂子皇子」像の開山初の一般公開や、JCIアジア太平洋会議「ASPAC山形大会」、全国育樹祭、日本一さくらんぼ祭り、そして「東北六魂祭」と、大きな観光誘致イベントが目白押しで、震災後三年を経過した今、またと無い山形を全国に、そして世界へアピールする絶好の年度といえます。
「さくらんぼ」といえば、本県を代表する名産品ですが、知事と副知事によるかぶりモノ」でのアピールが話題にもなりました。
平成二十六年三月三日の二月定例会において、私の「山形県を売り込む新たなPR戦略の展開について」という質問と、また二年前からの「〈さくらんぼ県〉の表明による本県のPRの推進について」という提案に対して、
事より、「本日、奥山議員から山形県をまるごと売り込んでいくというご提案を頂戴しましたが、大変良いお考えだと思います。その際ですね、議員ご指摘のとおり本県のトップブランドはなんと言ってもさくらんぼでありますので、えー、さくらんぼ県として売り込んでいくのも一案ではないかと考えておりますので検討して参りたいと思います。」
という答弁によって「さくらんぼ県」設立が表明されました。
知事からは、「気恥ずかしい思いをしてでも県民の皆さんと力を合わせて積極的に山形を前に出していく必要ある」との考えや、「奥山県議の提案のおかげで評判が良かった、ホームページのアクセス数がアップするなど本当に感謝しています」などの言葉を頂きました。
私の二年越しの想いを、今年が最大の好機として改めて議会の場で発言させて頂きましたが、これまでもことあるごとに知事には直接「さくらんぼ県」を提案してりまいりました。
この山形を代表する「さくらんぼ」というトップブランドをさらに醸成させ、山形県そのもののイメージアップと魅力アップにつなげることが大切であり、県民の皆様とともに本県の数多くの誇りある資源を磨き上げ、広めていきたいと思います。
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