~山形における東日本大震災 被災文化財救済活動の記録~
ふるさとの宝、いのちの証を未来へつなぐために
高畠町に事務局を置く「山形文化遺産防災ネットワーク」が、東日本大震災で被災した文化財の救済活動を記録したパネル展を開催します。
開催チラシ(PDF)
「山形文化遺産防災ネットワーク」は、「山形に根づいている文化遺産を災害から守りたい」という志のもと、平成20年1月に発足しました。「文化遺産を未来に伝えること」を目的に、文化財防災に関する普及啓発や、災害等有事の際の文化財レスキューに備えた資料の所在調査、東日本大震災等により被災した資料等の保全処置作業を行っています。
東日本大震災から4年、人々の生活と産業再生の復興が進みつつあります。同時に、地域の宝であり、心のよりどころとなる文化を復興するため、文化遺産の救済活動も続けられています。
文化財救済活動は、これまで様々な立場の人々や組織によって続けられてきました。山形県内外において、どのような活動がなされてきたのでしょうか。このパネル展では、その歩みを総合的に振り返ります。
なお、主催団体である「山形文化遺産防災ネットワーク」は、山形県から平成26年度「輝けやまがた若者大賞」を受賞しています(詳細はこちら→山形県公式ホームページ)。パネル展では、この若者大賞の表彰状も展示する予定です。
会期 平成27年3月7日(土)から3月24日(火)まで
(3月9日(月)、15日(日)、16日(月)、23日(月)は休館)
午前9時から午後7時まで
会場 山形県生涯学習センター 遊学館 1階エントランスホール
(山形市緑町1-2-36)
入場料 無料
主催 山形県文化遺産防災ネットワーク
後援 山形県、山形県立博物館、山形県博物館連絡協議会、山形県立図書館、
公益財団法人山形県生涯学習文化財団、東北芸術工科大学文化財
保存修復研究センター、文化財防災ネットワーク推進本部、
全国美術館会議、建築学会東北支部、復興ボランティア
センターやまがた
【文化財救済活動に関する研修会も開催します】
山形文化遺産防災ネットワーク活動報告・研修会
日時 平成27年3月14日 午後1時から午後4時30分まで
会場 山形県生涯学習センター遊学館3階 第1研修室
参加費 無料
内容 「過酷気象条件課の文化遺産の保存」
講師:澤田 正昭 氏(東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター長)
「災害と復興の文庫(ふみくら)をつくる
~長岡市立中央図書館資料室と資料整理ボランティアの10年~」
講師:田中 洋史 氏(長岡市立中央図書館 文書資料室主査)
【展示作業ボランティアを募集しています】
展示作業及び後片付けの作業に御協力いただける方を募集しています。
夕方からの夜の作業となりますが、学芸員さん等展示のプロと一緒に作業してみませんか?短時間の参加でも結構です。パネルを掛ける、パネルの傾きを確認する、そんな簡単な作業が中心です。
詳しくはこちら(PDF)をご覧ください。
日時 【展示作業】平成27年3月6日(金) 午後5時から午後7時まで(予定)
【後片付け】平成27年3月24日(火) 午後6時から午後8時まで(予定)
場所 山形県生涯学習センター遊学館1階エントランスホール
内容 展示パネルの設置、展示品の貼り付けなど
申し込み 別紙チラシ(PDF)記載の事務局まで、メール・電話等でお申し込みください。
文化財レスキュー パネル展 開催のお知らせ
2015.03.04:okibunfo:[コンテンツ]
この記事へのコメントはこちら