farmer`s column「我田引水」

farmer`s column「我田引水」
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7日の日、ようやく「菜種」の種を蒔きました。
本当は1カ月ぐらい前に蒔く必要があったのだけど・・・
雨が多く、こんな時期になってしまいました。
今年初めての挑戦なので、どうなることやら〜
出来れば、来年には「菜種油」を絞り、
油の搾りかすを「ボカシ肥」として、
田んぼに循環させたいと思っています。
ウチの「菜の花循環プロジェクト」、始動です。

〜ただ、圃場条件が悪く、
納得のいく播種が出来なかったのですが〜


子供たちの通う小学校では、「稲刈り」をしました。
父兄として手伝ってきましたが、「杭がけ」するのは
親たちが「どうするんだっけ??」と半信半疑の作業。
子供の授業というより親の体験授業のようでした。(笑)
でも、こうやって農の仕事が伝わっていってくれればいいな〜
とつくづく思いました。
今度は、「わら細工をやろう」と提案したのですが〜
どうなることやら・・・(笑)



〜山形・新庄発〜
イシイファーム
石井昭一

ぬかるんだ田んぼは、後の処理が大変です。
水が溜まったままだと、来年の春までぬかってしまい、
春作業でも苦労することになります。
排水のため、轍と轍をつなぎ、溝を作ります。
排水溝までつなぎ、排水するのですが・・・
かなりの重労働で、非力な僕には厳しい作業です。

一回で全てが排水出来るわけでもなく、数回溝を掘りなおす必要があります。
なんとか天気が続き、田んぼが乾いてくれるのが一番なのですが・・・


〜山形・新庄発〜
イシイファーム
石井昭一
雨に阻まれながらも、ようやく稲刈りが終わりました〜。
稲刈りが早く終わる→ホッとする。
反面、
稲刈りが早く終わる→収穫量が少ない→悲しい
という面もあります。
つまり、ホッとしたような、さみしいような感じでもあります。

収穫し、乾燥した米は、作業舎の2階にストックします。
標準語での呼び名はわかりませんが、地元では
その部屋を「セロ」と呼んでいます。
そのセロから籾摺り機までパイプを使い籾を自然流化させ、
籾摺りをします。
(写真は、セロの下の漏斗。口にパイプを付け自然流化させる)

セロの籾が無くなれば、籾摺り終了。
つまり、米が無くなるわけです。
籾摺り作業をしていてつくづく思うのは、
「籾が無くならないでほしい〜」ということです。(笑)
「魔法のセロがほしい〜」と願いつつ作業しているのですが〜
願いもむなしく、セロはアっと言う間に空っぽに・・・。

魔法を願う前に、自分のスキルを上げることが重要ですね。(汗)


いよいよ今日からは、本格的にお客様への発送作業に入ります。
「新米」皆さんに喜んでもらえるとうれしいです。


〜山形・新庄発〜
イシイファーム
石井昭一
いよいよ今日から10月。
月日の流れるのは早いものです。

一昨日・昨日と「さわのはな食べ比べ」をしました。
かたや、21年産低温熟成さわのはな。
こなた、22年産新米さわのはな。

感想としては〜
新米は新米らしく、ピカピカとしてモチモチとして、
香りも良く、とてもフレッシュな感じで美味しかった。
熟成米は、派手さはなくなっているものの、
研ぎ澄まされた美味しさ。噛めば噛むほど味わい深く。

そう、新人さんとベテランさんのようでしょうか(笑)。
冷めたご飯を食べ比べてみると〜
より熟成の味(ベテラン?)が出てくるように感じました。
子供達も大喜びで、モリモリと食べていました(笑)。

今日は、中1の娘が調理実習でカレーを作るらしく、
自宅からご飯を持っていくようです。
今朝は彼女のリクエストで「山形セレクションコシヒカリ」。
カレーも、より美味しくなるかな〜(笑)


〜山形・新庄発〜
イシイファーム
石井昭一



たまの雨に悩まされながらも、何とか稲刈りも進んでおります。
只今、特別栽培「ひとめぼれ」の刈取中。
籾摺りしてみると、艶々として、とても美味しそうな米でした。
親バカですが〜(笑)

今晩は、21年産の低温熟成「さわのはな」の試食。
明日の朝は、22年産新米「さわのはな」試食予定です。
梅雨以降の味落ちがしないといわれる「さわのはな」。
新米との違いは如何に??どちらも楽しみです。

昨日は、地元でも人気の手作り餃子の店に、ニンニクを納品してきました。
サンプルを出したら「美味しい」と喜んでいただき、納品となりました。
ウチでも、自家製の餃子以外の時は、その店の生餃子を買い、焼いて食べています。
美味しいですよ〜。
これからより一層、その店の生餃子を買うのが楽しみになります。
嫁に出した娘が里帰りするように?(笑)


〜山形・新庄発〜
イシイファーム
石井昭一

朝からお日様を拝むことが出来、良い一日を予感させます。
とは言え、かなり寒いです。
今、何月? そんな感じです。
それにしても、山形は・・・と言うか新庄は、
なかなかちょうど良い気候がありませんね〜
暑すぎるか寒すぎるか・・・極端です。
過ごしやすい日が欲しい〜!!

昨晩は陸上の中体連に出場した、娘の御苦労さん会で、
食卓で「焼き物」をしました。
ジャンボ串焼き鳥・ピーマン・ししとう・ニンニク・ナス・シイタケ。
七輪で台所中、煙でいっぱいになってしまいました。
煙探知の火災報知機ならアウトだな・・・。

炭に油が落ち、燃え盛る炎。
焦げ焦げの串焼き。
子供達もウチの中で、バーベキュー気分を味わってるようでした。

もちろん、しめは「焼きおむすび」。
こんがり焼けた玄米味噌が、gooでした〜
(古いか・・・)

でも、寒くなると、やはり日本酒ですね。(笑)


〜山形・新庄発〜
イシイファーム
石井昭一

...もっと詳しく
雨続きの毎日でしたが〜
今日は何とかお天道様を拝見出来そうです。
稲刈り再開出来そうです。
でも、田んぼ、ぬかるむんだろうな〜(涙)

今朝、朝もやの中、田んぼで白鷺が餌をついばんでいました。
こぼれおちた籾などを食べているのでしょうね。
数羽の群れで移動しているようですが、きれいな姿です。

こちらとしては、あまり餌(籾)は、こぼしたくないのですが〜(笑)


〜山形・新庄発〜
イシイファーム
石井昭一
誰でも好きな音があると思う。
僕は、乾燥機のバーナーの音が好きだ。
乾燥機とはコンバインで稲刈りした後の米を
乾燥させる機械で、火力(バーナー)で乾燥させる。
その時、バーナーが燃焼する音がいい。
この時期だけの音。
農家ならではの音。

写真の中央部の赤い灯がバーナーの灯り。
メーカーにより違う音であろうが、
今使っている「山本」の遠赤の音が何とも言えない。


音の話はさて置き、昨今の雨には閉口してしまいます。
昨日も夕方前から雨と言うので、稲刈りをしたのですが・・・
四隅で旋回する時にぬかるんでしまい、大変でした。
これからも雨続きの予報。
ホント、この極端な天候には困り果てています。


〜山形・新庄発〜
イシイファーム
石井昭一

いや〜難儀しました。
慣行栽培田なのですが、「タデ」という雑草の襲来??に合い〜
稲刈りを中断して草取りをしていました。
多少の草なら、コンバインで一緒に脱穀くしてしまうのですが、
あまりの雑草にコンバインが、ネをあげてしまいました。

二日ほどカミさんと草取りをしましたが、タデには「イモムシ」が、
ゴロゴロとついていました。
良く見ると1匹1匹が違うように、様々な色模様で〜
あまり気持ちの良いものではありませんが、観察してしまいました(笑)
でも、大量のイモムシを見ると、
ナウシカのオウムを思い出してしまいますね〜

「後悔先に立たず」という言葉がありますが、この雑草の襲来にも
「もうちょっと早く手を打てば、こんなことにはならなかったのに〜」
と「後悔」してしまいます。
結局は、後半に除草剤を使用すべき判断を、誤ったことになります。
ただ、通常の除草剤の使用だけでも、ここまでヒドイ襲来は無いはずで、
必ず他に原因があるわけです。
その原因をいろいろ考えてはいるのですが〜
思いつくフシは数々あれど、決定打に欠けるところで、
結局は「複合的な要因」かとも思っています。

じゃあ、「来年はどうする?」と考える時、
普通であれば、「きっちりと状況により判断し、農薬で対処しよう」
と思うのでしょうが、僕なんかは「どうせ慣行でも草だらけなんだから、
特別栽培にして、農薬・化学肥料を減らしちゃおうか?」
なんて考えてしまいます。
変な思考回路ですね〜
つくづく「自分にはマトモな農業が出来ない」ことを自覚しました。(笑)

どういう栽培になるにせよ、
来年こそは雑草の襲来から身を守らなければならないと、自戒しています。


〜山形・新庄発〜
イシイファーム
石井昭一

久々にお日様を拝顔しました(笑)
やはり、いいもんですね〜

天気ばかりの頃は「いい加減にしてくれ〜」
と思いつつも、昨日までの雨続きでは、
雨雲へも「いい加減にしてくれ〜」となってしまいます。

人間は勝手なものです。
とは言え、天気が極端になっているというのも事実でしょう。
それだけ人間が環境に悪影響を与えているのでしょうね。

・・・つまり、自業自得??・・・

それはさておき、天気の悪い日などは、また「ニンニク」調整の続きです。
昨日は、ニンニクの「営業」に行って来たのですが〜
ロットが違いすぎて、ア然としてしまいました(笑)
なかなかマッチングというものは難しいです。

それもさておき、今日からの稲刈り再開に打ちこむとしましよう。


〜山形・新庄発〜
イシイファーム
石井昭一

いよいよ稲刈りが始まりました〜
やっと準備が整い、一昨日から始めたのですが〜
昨日・今日は雨。
明日も雨予報。
出鼻を挫かれたようです・・・(涙)

新聞報道によれば、米価もかなり下落しているようで、
高温により、品質も低下しているようで・・・
厳しい秋となりそうです。

とはいえ、嘆いていても何も始まらず・・・
収穫後は、来年に向け早速、準備(土づくり)
を始めなければなりません。

頭によぎる歌は、やはり「ハナミズキ」でした(笑う)


〜山形・新庄発〜
イシイファーム
石井昭一
朝夕は、めっきり秋らしくなってきました。
道端のススキも色づいてきましたね〜。

昨日は、新庄市立日新小学校に、「ゲストティーチャー」として行ってきました。
5年生の総合的学習で、米作りを勉強しているようでした。
複数のゲストティーチャーを迎え、いろんな米作りを学んでいるようでした。
僕は、「有機・無農薬について」ということで、自分のやっていることの紹介やら、
子供たちの質問への回答やらをしてきました。

新庄では一番のマンモス校(5年生で143名)ということで、
けっこうビビっていたのですが〜(笑)
みんなめんごい子供たちでした。

あまりの子供たちの多さに、「お祭りみたいですね〜」なんて、
担当の先生に言ってしまいました。(笑)
ウチの子供たちの小学校は全校で17名なので〜(笑)

授業では、有機栽培の苦労やら、始めたきっかけやら、いろんな質問を受けました。
「有機農法と無農薬農法の違いは何ですか?」なんて難しい質問もあり〜
子供たちの鋭さにはびっくりしてしまいます。

人にいろんなことを伝えることにより、自分でもいろんな再確認ができました。
子供たちにも目に見えない「パワー」をもらえたように思います。

稲刈り準備で、かなり忙しい時期だったけど、良い時間を過ごすことが出来ました。
これからも、自分の食べるものに関心を持つ子供たちであってほしいです。


〜山形・新庄発〜
イシイファーム
石井昭一

有機栽培「さわのはな」
首を垂れ、稲刈りが近くなってきました。

近所では、もう稲刈りが始まっているところもあります。
ウチでは・・・
準備が間に合わず、アタフタしています(涙)〜

今日も準備を頑張って・・・と思いきや、この大雨。
思う通りには行かないものです。
たで食う虫も好き好きとは言いますが〜

タデ

この雑草も嫌いな奴です。

ニームという殺虫成分があると言われる薬木がありますが、
これもタデ科のようです。
そのわりに、タデには虫がよくつくようですが〜

ほんと、たで食う虫も好き好きなんでしょうね(笑)〜


〜山形・新庄発〜
イシイファーム
石井昭一

これもまた、敵ながらきれいな奴です。

オモダガ

コナギよりは、かなり友好的ですが〜


それにしても、まだまだ暑い日が続いています。
高温で、米の品質が低下しなければ良いのですが〜
管理に留意したいです。
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