NORIYOs NOTE

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会社の仲間が手作りのおやつを作ってきてくれた。
口に入れると、抹茶の香りがプ〜ンとしていい感じ。
何といっても手作りがうれしい♪

私たちのために時間をかけて作ってきてくれた気持ちが
ほんわかと幸せな気分にさせてくれた。


「はっ‼…」

学校から帰ってくる子供たちのためにスナック菓子をポンと置いてきた母。

それがいけないわけではないが、ほとんど市販のお菓子を与えてばかりだったから、何となく手作りしたくなってきた。

去年子供たちをびっくりさせようと、それぞれの似顔絵の特大クッキーを作った時、みんな喜んでくれたっけ。

気持ちが伝わる手作りはやっぱりいいなぁと気づかせてくれた時間だった。






「こどもたちー、今日は何の日でしょう!?」
夫が自ら問いかける。

「さあね。」
あっさりした返事が返ってくる。

皆で車で出かけて買い物を済ませ、帰る頃には夕飯時になってしまったため、夫に告げた。

「母の日に外食で楽させてもらったから、今日は自分が食べたいお店行っていよ。」

「…わかった!」

10分後、ほどなくして到着したのがやっぱりやっぱり回転寿司。

「なんでなんで〜?やったー!!」とちびっこの声。
今日は父メインだから、子供たちも遠慮して一番注文しやすいところに座らせてあげたようだ。

たらふく食べてみんな満足顔。

帰宅して、こっそり準備していた手紙と券(いっしょに寝てあげる券・肩たたき券)をもらい、ちぎった折り紙の紙吹雪を頭からかけてもらって満足そうだった。





明日は保育所の遠足。
お菓子売り場で楽しそうにお菓子を選ぶ。

「ママ〜お菓子はなんびゃくえんまでぇー?」
まだ計算もできないのにお決まりで聞いてくる。

「サンゼロゼロまでだよ。」

「わかったー!!!」

子供用のかごいっぱいに入れたお菓子はざっと500円超。

チョコレートは溶けるからやめて、ガムは持ってこないようにって言ってたから戻そうね。

何とか交渉しながらカゴからお菓子が減らされていくと、小さな肩が少しずつ垂れ下がってきた。


「じゃあ、チョコレートは今日のおやつ分にするからカゴに入れたら?」

「……うん!!!」

垂れ下がった肩が一気に戻った。

やっと復興した動物園で、楽しい思い出を作ってきたいと思う。