NORIYOs NOTE

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「オレ、欲しいおもちゃあるんだけど…やっぱりDSのソフトにしようか迷ってるんだー」と息子。

「お母さんは買えないよ。お父さん買ってあげるって言ってたの?」

「いや…お小遣いもらったら買ってあげるって言ってたような言ってないような…。」

「サンタさんに頼みなよ!!あと3か月だし。」
母はばっさり会話を終わらせる。

「あ〜あ。お母さんも指輪とかほしいなぁ。キラキラしたダイヤがついてるやつー。」

「じゃあオレおもちゃあきらめるよ。何ピカラットがいいの?100?10000?」

「ピカラット…?!ぷっ(^u^)」

否定はしなかったが、思わず笑みがこぼれた。
大きくなったらバイトして買ってよね。



介護の仕事でお邪魔すると、まずご挨拶から始まり、体調を確認し
日常での出来事を伺う。

思わず会話が弾んで、ケア時間の半分以上を話に使ってしまう事もしばしば。
慌てて掃除を始める。

話が弾むというよりも、聞き手に徹して楽しい時間をすごしていただくために。

年を重ねると、先の楽しみも無くなり、お葬式やお墓の事を心配したり、
残された夫(妻)の面倒をどうするか悩んだり、
自由がきかなくなってきた体にストレスと絶望を感じたりと、
マイナスの悩みは尽きず、夜に安定剤や睡眠剤を服用している方も多い。

外出するのは病院だけ。
先生に痛みを訴えると薬が増え、症状ををうまく理解してもらえず
何時間も待たされて、逆に疲れて帰ってくる。

自宅の窓から外を眺めると、はつらつと歩くお年寄り。
「わたしよりも年行ってるのに、あんなに元気に歩いていいねぇ…。」
と、ぽつりとつぶやく。

在宅介護を利用している方というのは、そういう現実と日々向き合っているのだ。

ヘルパーとして掃除も大事。でも心のケアはもっと大事だと思っている。
介護士は病気を治してあげられないけれど、
今こうして自宅で暮らせる喜び、季節を肌で感じられる幸せを共に感じながら

「話す」ということで、とびっきりの笑顔を引き出してあげられたらいいなと私は思う。

9月1日は防災の日。
一年前のちょうど今日、こんな事をダイアリーに書いていた。
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2010年9月1日 
3年前に一度だけ準備したはずのボストンバックを引っぱり出し
恐る恐る開けてみる……。
何となく避難用として家に置いてあったボストンバックの中には
今となっては必要のない紙パンツ。
2まわり以上も小さいこども達の服。
なぜか1まわり小さくなって着れなくなってしまった夫の肌着。

入れたはずのカップラーメンとカロリーメイトはどこを探してもなく、
期限切れの水とサバ缶がひとつだけ。
これではいざという時に何の役にも立たない。
今日は月の初めで缶詰もお安く購入できるから、
まとめ買いして備えようと心に誓うのであった。
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食料の備えも、服の入れ替えも万全でないまま、あの3月11日を迎えてしまった。

あの日
倒れたタンスの中から服を引っ張り出し、ボストンバックへ詰め、
倒れた冷蔵庫から食べられそうな食料をかき集めて袋に押し込んだ。

あと、保険証と母子手帳と財布と…。
頭の中が混乱して何から手をつけていいのかわからなくなる。


最初のうちは銀行も機能してなかったので入口に行員が立って紙に書いて出金の手続きをしていた。
食料を買おうとしても、お店が開いてない。
やっと開いても、早朝から4時間並んでも、希望の商品はすぐなくなってしまう。

パン、牛乳、卵を口に出来たのは、震災後何日たった時だったろう。

やっぱり日ごろの備えは大事である。


オリジナルカスタードクリームをたっぷりと使い、
ふんわりとした高級カステラで包んであります。
宮城県の県花がミヤギノハギであることにちなんで名付けられました。

暑い夏も峠を越えて、今日は網戸にしてると涼しいくらい。

今年の夏の締めくくりとして土日にコテージ1棟借りて一泊してきた。
場所は宮城県川崎町にある、国営みちのく杜の湖畔公園のオートキャンプ場。
今年は被災者を優先としているため、なかなか予約が取れなかった。

家が全壊、半壊した方たちが避難所生活の疲れを癒す場所となっていたり、
ボランティア団体を優先していたからだ。

一般の利用者は、温泉に宿泊するおひとり様の料金程度で全員が泊まれるから、
うちなんかにはありがたい。
じいちゃん、ばあちゃんも参加しての大人数になった。

肉・野菜・ホットプレートを持参してのにぎやかな夕食。
じいちゃん、ばあちゃんは目の前で揚げたての天ぷらを振る舞ってくれた。

チェックアウトは11時。
ゆっくり朝食を食べ、アイスを食べ、24時間テレビの中の徳光さんを応援しながら
コテージを後にした。

帰りにフロントでみちのく湖畔公園の無料券をもらい、大雨の中施設内にある
「ふるさと村」に立ち寄った。

メンコで盛り上がり、押し花でキーホルダーを作り、川にすむ生物を観察したりと、
ボランティアガイドの方たちのお陰で、普段出来ないような体験をたっぷりさせてもらった。

まだ子供たちが親についてくるうちに、また訪れようと思う。
国内産の上質餅米を蒸して干し、粉末にした際に青もみ紫蘇(シソ)を散らして
仕上げた落雁風の押菓子です。

「しおがま」は地元・宮城県塩竈市で売り出されたことから、この御菓子発祥の
地名がつけられました。

「仙台駄がし」は保存料は使わず独自の製法で造りあげ、新鮮さと材料の持ち味を生かした手造りの素朴な駄菓子です。

「くるみゆべし」は伊達政宗公が合戦の際、常にたずさえたといわれるみちのくの銘菓。




北海道産の厳選あずきに、フレッシュな生クリームをミックスしたクリーミーな中あん。
蜂蜜をたっぷり含ませ、ふっくらと焼き上げた特製の皮。
良質な素材の持ち味を大切に、一つ、一つ、真心こめてつくり上げた『極上・なまどら焼』。


東北地方の方言では「ずんだもづ」・「ぬだもづ」などと発音されています。
砂糖を使用した甘みのある郷土菓子です。
伊達正宗公の時代から「東北に美味しい味噌あり」と評判になった仙台みそです。