フロム*ヤマガタ yamagatan blanch

メモ
〈Past Onsen File:2003.8〉

昭和24年、石油採掘時に沸き出したという藤島町の長沼温泉。
建物自体は、公共温泉らしいほのぼのとした感じ。
奇をてらわないところが、逆に、
地元に愛されている温泉なんだなぁと思わせる。

内湯は2槽。1つは単純温泉を循環した大風呂。
もう1つの小さい浴槽には、
ナトリウム-塩化物強塩泉の源泉が満たされている。

特筆すべきは露天風呂。
屋根がかかった露天にシャワーコーナーがあるのも珍しいが、
なによりもお湯が元気いっぱい、臭いいっぱい♪
アブラ臭の強い、ペットボトルお茶色(黄緑までいかない黄色)で、
舐めると顔をしかめるほどしょっぱい。
一口で言えば「濃厚」、湯当たりを気を付けないと、
あっという間にノックダウンされてしまいそうだ。

男女のお風呂は和風・洋風があり、日替わりで交替するらしいが、
僕が入った時の男湯は和風、露天も岩風呂だった。

■長沼温泉「ぽっぽの湯」
山形県藤島町長沼字宮前266-1
0235-64-4126(“ヨイフロ”だそうだ)
ナトリウム-塩化物強塩温泉/単純泉
6時〜22時(受付9時半)
休:第2木
大人350円・小人150円
※平日の日中(9〜15時)はなんと50円引き

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山辺温泉保養センターが、
4月20日にリニューアルオープン。
現在の建物のすぐ隣に、新しい施設はほぼ完成している。
料金は現行の210円から300円に値上げだそうだ。
そんなら古いままの施設でもいいのに。

ただ、朗報が!今売っている…

回数券(210円)が新施設でも使える

そうで、3月末まで販売するとのこと。
回数券があるうちは300円が210円で入浴できるわけだ。
「がんばって買う人が多いですよ」と、受付のおばちゃん。
がんばって?100冊とか1,000冊とか…?

僕もがんばっちゃおうかな…2冊ぐらい(笑) 
 
新しい建物はそりゃきれいだけど、
個人的にはこの古びた雰囲気も好きなんですよね〜。

ドードーとかけ流しされる湯は、
「輝らりやまのべ源泉」の新源泉と
これまでの「近江源泉」を混ぜて湯温を調整している。
うっかり長風呂すると湯当たりしてしまいそうになるぐらいの
強力な温まり湯なので、回数券ゲットは必須。
3月末までですよ〜♪

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二日酔いの日など、
あっさりしたラーメンが食べたくなったら、
そば屋に行くに限る。

TSUTAYA山形北町店から
さらに今塚街道を北に向かった左側にある
「そば処 伊右エ門」。
山形産「でわかおり」を使い、
玄蕎麦からの碾き立て、打ち立て、茹で立てを
いつでも味わえる店だ。

薄味でさっぱりした、オーソドックスな魚ダシスープ。
麺は多冠水のツルツル、軽めのストレート。
これに柔らかく煮込んだジューシーなチャーシューが
味のアクセントになって、
上品なラーメンに仕上がっている。

そば屋でラーメンって邪道?


■そば処 伊右エ門
山形県山形市河原田18-3
023-684-5716
11時〜19時(休:火)
ラーメン:500円(大盛り100円+)


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「もつラーメン」と言えば新庄の「一茶庵分店」(なぜか本店ではない)が有名だが、
今回は「大もり屋」の「とりもつラーメン」。
メニューには「あっさりスープで健康的、女性におすすめ!男性にも」とある。

麺は好みのシコシコツルツル縮れ麺、とりもつもおいしく、しかもタップリ。
ただ、僕にはあっさりすぎた感じ。

■大もり屋
山形市大森
TEL:023-687-3739
とりもつラーメン:650円

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〈Past Onsen File:2003.8〉

200年以上前、大蔵村に金山が発見されるのと
ほぼ同時期に開湯。黄金温泉の名前の由来にもなっている。
建物は木造のモダンな外観だが、
中は大正ロマンの香りが漂う。
左に見える八角形の建物が浴室棟だ。

浴室の手前に炭酸泉(二酸化炭素泉)の飲用所があり、
ソーダのような、のどにシュワー、ピリピリとくる
爽快な炭酸水を楽しめる。
ただ、3度ほど行ってみての感想だが、
その時々で炭酸の強さが違う気がする。

浴室は先にも書いたように、レトロな印象で作られ、
古き良き湯治場のイメージを満喫できる。
といっても、本当に古びているわけではないので、
清潔感もあるし、屋根に向かう木組みも面白く、
とても落ち着く。
ちなみにこの内湯は炭酸泉ではなく、食塩を含む重曹泉。
写真を見てもわかるようにささ濁りの黄緑色の湯が特徴。
炭酸泉は内湯の一角に手湯・足湯用の冷泉としてあるが、
かなり冷たく、長くは浸けていられなかった。

男女が1時間おきに入れ替わり制で利用する
露天風呂もあるが、こちらは「話のタネ」かな(笑)

■黄金温泉「カルデラ温泉館」
山形県大蔵村大字南山2127-79
0233-76-2622
ナトリウム─炭酸水素塩・塩化物温泉(含食塩-重曹泉)
飲用:二酸化炭素泉(冷鉱泉)
大人300円・小人150円
4〜10月:9:30〜19:00(11〜3月:〜17:00)
休:第1・3火

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メニューは「中華そば」のみ。
ただし、小・普通・大、油っぽく・普通・油抜き、
濃口・普通・薄口…がそれぞれ選べる。
注文は自販機で食券を買うと、それが厨房に伝わる仕組みで、
注文番号の入った食券をそのまま持ってテーブルにつく。

オーダーは、まず基本を抑えようということで、
普通+普通+普通(笑)
「量が多いので、“普通”が大盛り、女性なら“小”」と書いてある。

スープの表面は、背脂で全面がコーティングされているため、
いつまでも熱々。あんかけほどではないにしろ、
猫舌の人にはたいへんかも。でも、僕的にはうれしい。
スープの味は鳥ガラで、武骨なまでのしっかりしたしょう油味。
ちょっとサカナ系の香りもするので、
煮干しダシも入ってるかな…?

麺はまるで、うどんのような手打ち極太ちぢれ平麺。
これに、大きめののり、歯ごたえのあるチャーシュー2枚、
細裂きした支那竹がトッピングされている。

これ、美味い♪♪♪
脂の量がたっぷりなのに、嫌みがない。
濃いしょう油味なのに、しょっぱくない。
麺が太い分、多少モソモソするため、
ツルツルツル〜ッとはすすれないけど、逆にモチモチ感がたまりません。
(基本的に僕は細麺党です、ラーメンもおそばも)
こってりしたスープが、この極太麺にほどよくからんで、絶妙。

肉厚で歯ごたえ十分のチャーシューは、
かといって固いわけでなく、噛めば噛むほど味が出る。
支那竹も濃いめの味付けで、スープ、麺との相性もいい。

店構えや注文のシステムからして、
もしかしたらチェーン店かなと思い、ネットで検索したら、
庄内、特に酒田では超有名なお店だったんですね。
内陸進出1号店かな…なるほど、納得、納得。

■ケンチャンラーメン
山形県山形市西田2-1-17
023-647-0086
11時〜14時(休:月)/17時〜20時(土日のみ)
中華そば:小550円、普通600円、大780円

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まるさんに来るのは久しぶり。
ここは「ワンタンメン」も有名なんだけど、
僕は相変わらずラーメン(中華そば)。
鳥ガラを中心に豚、サカナ系ダシの効いたスープは、
透き通っていて、とても懐かしいおいしさ。
麺は、ちょい縮れがはいったツルツルの中太麺。
チャーシュー、支那竹、ネギだけのシンプルなトッピングが、
このラーメンにはぴったり。

これに、ゆで卵とおしんこがついて500円。
それと、ぜひ、驚いてほしいことがひとつ。
「まるさん」では、ラーメンに

牛乳

が付きます(笑)しかもコップに並々と!
「もし飲める時どうぞ」
と、いたって控えめに置いていくのだが、とても「飲めない」なんて
言えませんて…。それに、けっこうおいしかったり。

「こいず、どごの牛乳なのやぁ?」と聞いても、
「普通の」と、そっけないおばんちゃんです。

■まるさん
山形県山形市薬師町2-1-17
023-622-5715
ラーメン:500円/ゆで卵・おしんこ・牛乳付
(大盛り:100円増)

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店の名前がない(笑)、元米屋さんのラーメン。
看板やウインドウには「多田米穀商店」と書いてあるが、
ラーメン店としての名前はない…のだとか。

ラーメン自体は、な〜〜んてことない。
スープはサカナ出しがきいたあっさりしょう油味。
麺は多加水のつるつるストレート。
ところが、このな〜〜んてことないラーメンが、
時々無性に食べたくなる。

チャーシューも肉厚で柔らかい。
カマボコじゃなくてナルトなのが、ウレシイ。
何よりも、ユカリ(紫=しそ)ごはん、ゆで卵(小振り)、
おしんこが付いて、ワンコイン=500円ぽっきり!
これで、ごはんのお代わり自由!スゴイでしょ。
大満足なコストパフォーマンスだ。

■名無し(多田米穀商店)
山形県山形市東原町3-9-6
023-622-4753
11時〜14時・17時〜20時(休:日)
ラーメン:500円/ごはん・ゆで卵・おしんこ付
(大盛り130円)

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〈Past Onsen File:2003.8〉

最近のよくありがちな公営日帰り温泉。
温泉もまぁそれなり…と思ったら大間違いで、
ここのお風呂はいいです。オススメ!
何よりも浴室の眺望が魅力的です。
のどかな田園風景、遠くには月山、葉山が、
浴室全面の窓から一望できる。

泉質も蒸発残留物10,920とたっぷりの食塩泉。
口に含むとかなりしょっぱい。濃い!
これは温まり湯の典型で、肌にツルツルとした湯ざわりが心地よく、
浴槽も広く、景色を見ながらのんびりと浸かりたい温泉。

■まむろがわ温泉「梅里苑」
山形県真室川町大字平岡字家の浦894-2
0233-62-2373
ナトリウム-塩化物温泉(食塩泉)
大人300円・小人200円
8時〜21時(12〜3月:9時〜)
休:第4月曜

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1店は「鉄平」、もう1店は「うま馬」。
鉄平はタケダスポーツのほぼ向かい側、
以前、うま馬があった場所にある。
一方のうま馬は、南ジャスコ近くのK'sデンキ前の通りを、
北に向かい、セブンイレブンのある交差点そば移転した。

まずは、スープ。
鉄平はちょっと獣臭がする。言い変えればクセがある。
はまる人は「これじゃなきゃ!」と思うのかな。
うま馬は僕の好みにドンピシャ。うまい。
庄内豚を使用し、20時間以上も煮込んでいるそうだ。

次に麺。
これも、うま馬の方がタイプ。
どちらも、博多ラーメンらしい極細麺だが、
うま馬の麺はそれでいてコシもあり、
ツルッとした喉ごしも楽しめる。
鉄平の麺はこれに比べ、コシというよりは、
ただ硬いという印象が先立った。
きっと、「硬め」と僕が思ったことそのものが、
鉄平らしさなのだろう。
鉄平のメニューには、「博多から直送の麺」とあった。

餃子については、鉄平の鉄鍋餃子が一口大の変わり餃子で、
もちっとした食感と焦げた皮がとても香ばしい。
ニラをタップリ使ったうま馬の餃子は、
少しベタッとした仕上がりが惜しいところ。
「ジューシー」とはちょっと違うかな〜。

総合判断は、うま馬に軍配。
その理由には料金も大きく左右している。

鉄平ラーメンは650円、
うま馬の博多とんこつラーメンは、なんと350円!
餃子(300円)といっしょに頼んでも、
鉄平のラーメン一杯分ですからね。

で、その料金差を上回るだけの魅力が鉄平にあるかと問われると、
厳しいんじゃないかというのが、僕の感想。

■鉄平
山形県山形市清住町2-1-24
023-646-5155
11時半〜15時(土祝:〜16時)・17時〜21時(休:火)
※売り切れ次第終了
鉄平ラーメン:650円(替え玉100円)
鉄鍋餃子:380円

■うま馬
山形県山形市深町2-12-14
023-646-3622
11時〜15時・18時〜24時
博多とんこつラーメン:350円(替え玉100円)
餃子:300円

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僕にとっては「中華そば」と言ったら、イコールこの店。
中華そばの原点、出発点、ゼロポイント。

場所は4小前のT字路を南に入り、突き当たって右折してすぐ右側。
明石皮膚科の真ん前にある。

生醤油の薫りを失わないシンプルで透き通ったスープ。
牛と鳥(たぶん鳥ガラも加えている)から出る油がほんのり表面に浮いて、
あっさりしたスープなのにコクもある。
チャーシューも流行りのジューシーで厚みがあって柔らかなものではない。
薄く切られた歯ごたえのある、珍しい牛チャーシュー。
これにごくフツーの支那竹、のり、
かまぼこ(ナルトでなくなったときはショックだった)、
そしてネギが入っているだけ。

麺は中細でわずかに縮れがあるかなって程度。
昼時の忙しい時はなぜか柔らかめになり、
それ以外の時間帯はなぜか固めのゆで上がり。
全体としては、なーんの変哲もない「中華そば」だ。

大学進学で東京を離れ、7年ぶりに山形に戻ってきた時も、
(「みどり屋」の中華が食べられるなー)と思ったものだった。
ちょうどその頃、店が新しくなり、
スープが驚くぐらいあっさりになった時期があって、
「なんか、うすぐならねが〜?」と思わず聞いたことがある。
僕のせいではないと思うが、しばらくすると元の味に戻っていた。

「みどり屋」には他にもいろいろなメニューがある。
味噌ラーメンも評判だし、坦々麺などもおいしいそうだ。
でも、僕は知らない。
「みどり屋」で中華そば以外のメニューを頼んだことは、
40年経った今も、一度もないのです。

■みどり屋
山形市旅篭町1-17-16
023-622-4079
11時〜19時(休:日)
ラーメン(中華そば):580円(大盛り150円)

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山形市内ではかなり名が知られている
沖縄そばの店「いなり」。
注文したのはもちろんお店のイチ押し「ソーキそば」。
しょう油と塩が選べます。注文したのは、塩です。

うーん、やっぱり、おいしいなー♪
ほど良い太さの少し縮れた麺は、わずかに柔らかめな茹で加減で、
これが喉を落ちていく時の感触が、すごく気持ちいいんです。
要するに喉ごしがいい…というやつです。
スープも塩味はあっさり、といってもあっさり過ぎない。
柔らかく煮込んだスペアリブを噛みしめながら
スープを飲むと、これがまた絶妙のハーモニー♪

特に「コウレグースー」という泡盛に南蛮を漬け込んだ
薬味を入れると、辛みが増し、風味も一味変わります。
しかも、冬には身体がぽっかぽか。

ただし、夏は汗がだ〜らだら(笑)


■いなり
山形市飯田3-2-7(青春通り)
023-624-6450
11時〜15時(平日:〜14時半)・17時半〜20時
ソーキそば(しょうゆ・しお):880円/いなりずし1個付

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〈Past Onsen File:2003.8〉

高畠町浜田広介記念館に隣接する「むくどりの夢館・温もりの湯」。
決して新しい施設ではないのだが、町営ということもあり、
清潔感があって、とても好感がもてる。

お風呂はごらんのように木と石で出来た、
ちょっと風流さが漂う落ち着いた雰囲気。
窓も大きいため、とても明るい。
カランも、浴室の大きさからいって十分な数だと思う。

肝心の泉質だが、少し塩素臭がするものの、
アルカリ性の単純泉らしい、お肌ツルツルすべすべの湯。
高畠駅にある「太陽館」の湯も、
ここの一本柳源泉を引っ張っているらしい。
太陽館には以前入ったことがあるのだが、
むくどりの夢館の方がずっと温泉の新鮮さが感じられる。

■まほろば温泉「むくどりの夢館・温もりの湯」
山形県高畠町大字一本柳2175
0238-57-2434
アルカリ性単純温泉
大人:300円・小人100円
7時〜20時(休:第3月)

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昨日は久しぶりに舟唄温泉へ。
山形県内に温泉はたくさんあるが、中でもお気に入りの一つ。

硫黄の香りと強い食塩泉の濃厚な温泉に身体がジーンとする。
湯口のお湯をちょっと唇に当てるだけで「しょっぱ〜い」!
蒸発残留物は、なんと、19,750。約2万です!(mg/kg)
お湯はすべて掛け流し、加水なし。
貯湯槽で保温しているため加温となる場合もあるそうだが、
源泉温度は52℃。
浴槽は、ちょうど施設の人が計っていたので聞いてみると、44℃。
熱めのお湯だ。

様々な成分が溶け込んでいるせいか、
「毎日のように湯色が変化する」と張り紙に書いてあった。
基本的には緑灰色といった感じ。

浴槽は内湯が二つあり、奥にある展望岩風呂の方はぬる目。
天気がいい日には窓から最上川を見下ろしながら、
ゆっくりと温まることができる。

■舟唄温泉「大江町老人福祉センター 柏陵荘」
大江町字藤田831-40
0237-62-4096
含硫黄−ナトリウム・カルシウム−塩化物泉
(含食塩・塩化土類-硫黄泉)
大人200円・小人100円
6時〜21時(11〜2月:6時半〜)
休:第1月曜

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県内に百湯ととも言われる温泉天国、山形県。
まだまだ入ったことのない温泉、
行ってみたい施設がたくさんあります。
それをちょっと列記してみました。
いわば「温泉 ToDo リスト」ですね(笑)

・蔵王こまくさ荘(山形市)
 http://komakusa.mountain-j.com/
・湯沼温泉駒草荘(高畠町)
 http://www.takahata.or.jp/user/yunuma/index.html
・鶴子温泉 勘兵衛荘
・瀬見温泉 喜至楼
・羽根沢温泉
 http://vega.ne.jp/~sakegawa/onsen/onsen.html
・湯舟沢温泉
・海老鶴温泉
・大平温泉 滝見屋
・鹿の湯温泉 サンマリーナ玉庭
・泡の湯温泉 三好荘
 http://www.awanoyu.com/
・がまの湯
 http://www.q-pop.ne.jp/gama/
・白鷹温泉 大森荘
・笠松鉱泉
・筍沢温泉(藤島町)
 http://www.takenoco.com/

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〈Past Onsen File:2004.11〉

民間活動支援施設「もくもく交流館」が併設された館内は、
地元西山杉がふんだんに使われていて、居心地がいい。
脱衣所も清潔感があり、名前の通りゆったりとした浴室には、
大きめの浴槽が、たっぷりとお湯を湛えている。

源泉名は「大井沢道智源泉」。この泉質が、ものすごい。
入ってみての印象はクセがなく、
あっさりサッパリとした感じがするのだが、
なんと蒸発残留物、11,590もある。つまり「濃い」ということ。
(ちなみに蔵王温泉で2,000ちょっとだ!)

泉質分析のための採水位置が、「温泉館浴室注湯口」とある。
源泉温度が38.2℃、供用場所での温度が49.6℃とあるので、
加温しているし、循環と掛け流しの併用かもしれない。
その辺は次回にぜひ確認したい。

■大井沢温泉「湯ったり館」
西川町大字大井沢1177
0237-77-3536
ナトリウム-塩化物・硫酸塩温泉(含芒硝食塩泉)
大人300円・小学生100円
4〜11月:7時〜21時(休:第3火)
12〜3月:8時〜19時(休:火)

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〈Past Onsen File:2003.8〉

新しい建物はおしゃれな山小屋の雰囲気をうまくしつらえてあり、
とても居心地が良さそうだ。
近くには家族旅行村もあり、気軽なアウトドアレジャースポットとしては最適。
浴室は男女とも内湯・露天があり、家族風呂も用意されている。

さて、肝心の温泉だが、以前の山荘に湧くお湯は
茶褐色で鉄分が強く、タオルが茶色になってしまうほどの
濃厚な温泉だった。
ところが、現在の山荘の湯船を満たしているのは、無味乾燥、
温泉の面影はまったくないただの「お湯」。
聞くと、色のついた温泉を嫌うお客様もいらっしゃるという理由で、
キレイにろ過し、衛生面も気をつけて(塩素消毒)
供給しているとのことだった。

最初に〈Past Onsen File〉と書いたように、
なにぶん古い情報なので、もし現在は改善されているのだとしたら、
どなたかご指摘いただければ幸いです。
それはとても嬉しいことだし、心から陳謝し訂正します。

鳥海山麓にある露天風呂からの眺めは最高。
あの茶色い湯に浸かって眺められたら本当に幸せなんだけど…。
そう思うのは僕ぐらいなものなんだろうな。

■湯の台温泉(鳥海山荘)
八幡町草津字湯ノ台66-1
0234-61-1727
ナトリウム・マグネシウム・カルシウム−炭酸水素塩温泉
(含土類−重曹泉)
大人500円・小人150円
11時〜21時

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Nagaoka BLOG from YAMAGATA

山形はイイところです。
山あり、川あり、食べ物もおいしい。
温泉だって数え切れず、至近でオフィスからたったの5分!
そんな“山形ネタ”“山形ライフ”を中心に、
自分自身の備忘録もかねて、
日々紹介する「フロム*ヤマガタ」。

本店もよろしく♪
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【ながおかしんや】
1958.3 山形市生まれ B型
コピーライター・ディレクター
(有)マン・クリエイト 代表取締役
url:www.man-c.com

上山の市街地を過ぎた辺りから、看板を目印に13号線から右へ入る。
不安になるぐらい林道ぽい道を行った奥にある。
正面からは建物の奥行がわからないので、普通の民家みたいな佇まい。
ささやかな「営業中」の看板に安心して中に入り、
大人350円のお風呂代を払って、いざお風呂へ。

脱衣所は最低限のもの。
浴室は特に特徴のないタイル張りで、大き過ぎず小さ過ぎずの湯船が一つ。
清潔感はある。
シャンプー、ボディーソープはなし、石鹸のみ。
お湯は無色透明(ほんのわずか白っぽいかな)の単純泉だが、
湯口からお湯をすくって鼻先に持ってくると、かすかに硫黄臭。
きっちり、かけ流しの温泉♪

湯温は源泉で47.5。
湯船では熱からずぬるからず、ゆっくりと浸かっていられるぐらい。
アルカリ泉特有のツルツルしっとりとしたお湯で、しっかり温まる。気持ちがいい♪
かけ流しのため夏はもう少し熱いかもしれない。
「熊の前源泉」という源泉名も、いい♪

■中山温泉(中山温泉荘)
上山市中山5307-14
023-673-2641
アルカリ性単純温泉
大人350円・小学生150円
8時半〜19時

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上山、リナワールド近く、須川沿いに佇む1湯1軒の「竜王温泉荘」。

浴室はタイル張りのレトロ感満点。
大人なら4人入れば窮屈なぐらいの浴槽が2つ並び、
湯口のある方が熱めの湯、もう一方はかなりのぬるめ。
2つの浴槽は小さな穴で繋がっており、自然に湯温調節がされている。
湯口側は熱めといっても、40度を切っていると思われるので、
一般的にはヌル湯の部類だろう。
ただし、源泉掛け流し。湯口からポコポコとこぼれる温泉は、
湯船を満たし、浴室にあふれ出している。

無色透明、無味無臭、ヌル湯の単純温泉ならではのサラッとした湯ざわりで、
のんびりと長い時間身体を沈めていられるのがうれしい。
身体の温まり方も穏やかでやさしい感じがする。
夏などは熱温の湯船に交互に入って楽しめそうだ。

■竜王温泉荘
上山市金瓶字原150
023-672-4987
単純温泉
大人300円

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お風呂の他に休憩室はもちろん売店やレストランも充実。
ここの温泉は緑がかっていて、泉質は典型的な食塩泉。
循環ろ過していると明記してあるも、少し口に含むとしっかり「しょっぱい」。

工事中のため、女湯に。
内湯が扇型、サウナ・寝湯・打たせ湯などの設備は男湯と同じ、
露天風呂が少し狭いかな…という程度。
内湯はちょい熱めで食塩泉の泉質と相まって、とても温まる。
露天は男湯に比べて狭いとは言え、広さは充分過ぎるほど。
外気と湯温のバランスもちょうどよく、
田園の真ん中にある施設らしい開放感を満喫できるのが魅力だ。

■天童最上川温泉「ゆぴあ」
天童市藤内新田1620-1
023-651-3333
ナトリウム-塩化物泉(食塩泉)
大人:200円/小学生100円

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市内飯田交差点から旧道を蔵王温泉方面へ向かい、
200mほど先を小さな看板を目印に左へ。
閑静な住宅街に囲まれた1軒宿、飯田温泉旅館が湯元。

大人なら5人ほどが入るといっぱいになる小振りな石造りの浴槽に、
肌つるつるの芒硝泉が満たされている。
久しぶりに浸かった印象では、以前の方がもっと温泉臭があり、
つるつる感も強かったような気がした。
それでも湯上がりは、ホカホカさっぱりで、
山形に住んでいてよかったといつもながら思うのであった。

(湯気がなかなか切れず…)

■飯田温泉(飯田温泉旅館)
山形市飯田5丁目
023-623-4758
ナトリウム-硫酸塩温泉(芒硝泉)

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東根温泉には公衆浴場(日帰り温泉施設)が5カ所。
その6番目として先頃オープンしたのが「こまつの湯」。
ホテル小松が経営しているようです。

ロビーや脱衣所がちょっと狭く、混雑時にはちょっとたいへんそうだが、
お風呂はカランの数も多く、ゆったり。
東屋のある円形の露天風呂は、
内湯よりも温泉らしい湯が満ちていて、気持ちいいです!

※データは後日アップ

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霞城公民館と併設されている山形市総合福祉センターにある。
ここに立派な温泉があることを知らない人は、意外と多いかもしれない。
そういう意味では「秘湯」(笑)

薄い緑白色の温泉で、ろ過・循環はしているようだが、塩素臭はほとんどない。
カランの数も必要十分、シャワーの水圧も高く気持ちがいい。

■かすみが温泉(山形市総合福祉センター)
山形市城西町2-23
023-645-9230
ナトリウム・カルシウムー塩化物・硫酸塩温泉(含石膏・食塩泉)
大200円・小100円

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ちょっと分かりづらい場所にあるが、ここの市民浴場はなかなかです。
まず料金が安い。100円!
泉質は単純温泉なんですが、透明な茶褐色で、
なにやら「モール温泉」らしき臭いが…。

モール温泉というのは、ドイツのバーデンバーデンにあるものが有名で、
日本では北海道の十勝温泉がよく知られている。
主成分は植物性腐食質で、一般的な鉱物成分より
植物成分が多いのが他の温泉との違い。
泥炭に含まれるフミン酸やフルボ酸などが、肌をつるつるにし、
美容にも効果があると言われている。

ただ、ここの欠点は熱いこと!
それとシャンプーやボディソープはなし。
この2点を覚悟して行く限りにおいては、かなりのオススメ!

■新寒河江温泉・市民浴場
寒河江市大字島字島西8
0237-86-1126
単純温泉(+モール泉かも…)
100円

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山形市内にもたくさんの温泉施設があるが、
中でも湯量・泉質ともにピカイチ、イチ押しの温泉が大の目温泉。
館内のひなびた雰囲気といい、岩風呂の佇まいといい、
まさに「山形市内の秘湯」と呼ぶにふさわしい温泉。

ただしシャワーなどのカランはしょぼいので、
特に女性の場合は洗髪しようなどと思わない方がいい。

ここは地下800mからわき出す源泉を惜しげもなく、かけ流している。
透明度のある緑褐色で、湯量は市内隋一!1日にドラム缶2,000本だそう…。
ありがちなろ過も循環も一切していません。
最近は骨抜きにされた温泉ばかりで…と嘆いている人には、
まさににピッタリ!

■大の目温泉「旅館安部」
山形市平久保34
023-632-0605
ナトリウム・カルシウムー硫酸塩・塩化物温泉(含塩化土類・芒硝泉)
大300円・小300円

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施設・設備的には最近出来ている各地の日帰り温泉施設と比べて、遜色ない。
逆に言えば個性的でもなく他と変わり映えしない…といったところ。

さて、泉質は…ここもか!
それほど強くはないが、塩素消毒されていてがっかり。
美肌の湯の泉質で肌がツルツルする感じのいいお湯なのに、
おしい!残念!もったいない!

それと露天風呂は注ぎ口のところに鉱石が埋めてあって、
その効果が掲示されているんだけど、
温泉に鉱石って、蛇足じゃないかって気がするんですが。
なんでも+すればいいのでしょうか?

総合的には近くに行ったらもう一度寄りたいと思える温泉だっただけに、
細かいところが気になってしまった。

■徳良湖温泉「花笠の湯」
尾花沢市大字尾花沢5151番地67
0237-24-1160
ナトリウムー塩化物温泉(食塩泉)
0630〜2130(夏期)/休第3水
大350円・小150円

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最近、源泉が入れ替わった。
新・源泉名は「輝らめきやまのべ温泉〜近江源泉」。
泉質は、ナトリウムー塩化物温泉(食塩泉)と変わりないが、
湯色が今までの茶色がかった黄緑色から、茶色が抜けた感じ。
肌触りもさっぱり。
たぶん、隣接地に新しい保養センターを建設する際、
新たに掘ったと思われる。
僕は前の温泉の方が好きなんだけど、枯渇した様子もないのに、
どうして入れ替えちゃうんでしょう?

■山辺温泉保養センター
東村山郡山辺町大字大塚字近江801
023-664-7777
ナトリウムー塩化物温泉(食塩泉)
0630〜2030/休第4月
大210円・小100円

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知る人ぞ知る、大吉。
さらに知る人ぞ知る、大吉の「みそ中華」。

主な具はメンマ・チャーシュー・かまぼこ・ワカメ。
これに小ネギと白髪ネギ、さらに右の写真のように青のりがトッピングされる。
麺はつるつるシコシコと歯ざわり喉ごしともに小気味よい中細麺。
肝心のスープだが、麺と絡めると最初は少し味が薄いかな…と感じるが、
なかなかどうして、しっかりとダシ、辛みの効いたあっさり味噌味。
青のりの磯臭さが、好き嫌いをわけそうだが、僕は好きです、病みつきです。

■大吉
山形市千歳1-18-15
023-684-4949
みそ中華:650円(大盛り100円)

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天童最上川温泉「ゆぴあ」内のレストラン。
美味しいと評判の店では、スープや麺を純粋に楽しめる、
できるだけシンプルな一品、
たとえば「中華そば」などを頼むのだが、
念のため(笑)「四川風坦々麺」を選んでみる。

…ん、(意外と 笑)ウマイ!ではありませんか〜。
麺が柔らかめなのはちょっとイカンですが、スープはなかなか。
個人的にはもっと辛くてもいいが、とても食べやすい標準的な辛さ。
決してがっかりはしない味でした。

■ゆぴあレストラン「もがみ」
天童市藤内新田1620-1
023-651-3333
四川風坦々麺:600円(大盛り100円)

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