【丸大扇屋 「燻」作業中です】

雪の少ない今季でしたが、とうとう降り出した長井市。
休館中の「丸大扇屋」では、『燻(いぶし)』と呼ばれる冬の間の
恒例行事が始まりました。

虫を駆除し建物を長持ちさせるために、囲炉裏に火を入れ
その煙で茅葺屋根を燻蒸する作業のことです。

スタッフが薪をくべると炎は勢い良く燃え上がり、
薪が爆ぜる音がパチパチとし始めました。
  



長年煙でいぶし続けられた天井は真っ黒に染まって、黒光り
するよう。時間の経過を感じます。
 

当日降り始めた雪が、丸大扇屋の見どころの一つである立派な庭園を
冬景色に変えました。
 



開館時季にはたくさんのお客様をお迎えする『丸大扇屋』。
「燻」作業は3月まで続けられます。


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2019.01.19:nagaifan30:[■長井の風景]