長井市中央地区公民館

▼☆中央地区史跡案内板(25)〜町治功労者 横山孫助翁の像

 この像は町治及び産業の振興にすぐれた功績を残した横山孫助翁の徳を
永く伝えるために、旧長井町が昭和5年9月町役場玄関前に建設したもので
ある。
 翁は元治元年4年の生れ、昭和4年8月29日病のため永眠、66才であった。

 翁の業績の一端を略記すると次のようである。
・明治22年長井町発足とともに町会議員に選ばれ終生町政に尽力。
・同 32年郡議員に当選、大正8年から郡制廃止まで同議長。
・同 42年から昭和2年まで県会議員、同参事会員として活躍。
・大正 7年長井町名誉町民に推さる。
・明治20年三由軒製糸場創設、地域の産業振興に尽す。
・同 29年公園の必要性を説いて小出地区につつじ公園の開設を実現。
 (松ヶ池公園と命名)
・大正 8年長井信用販売生産組合及び長井農業倉庫を設立。
・同 11年米沢織物商会を設立し長井紬の振興に尽力。
・同  9年県立長井中学校の誘致開校を実現した。
・同 10年長井実科高等女学校の設立開校を実現した。

 その他列挙にゆとりなく省略するが、像は昭和53年11月、翁のゆかりの
地としてここに移転された。

昭和58年度設置。平成11年度修復、再設置。(つつじ公園内)

[画像]

[画像]
画像 ( )
2012.03.15:nagai_ck

HOME

(C)

powered by samidare