長井市中央地区公民館

▼☆中央地区史跡案内板(1)〜中道の三十番神堂

 江戸時代に越後から米沢領内に集団で移住し、荒地の開墾に従事した
農民を、藩は田辺(たなべ)百姓といい熱心な日蓮宗信者であった。
 中道に田辺百姓19名が入植したのは寛政元年(1789)であるが、その折
彼等は日蓮上人の木像1体と三十番神の木像30体を持ち運んできた。番神
の堂を建てたのは同5年8月のことである。
 三十番神は法華守護の神として、1ヵ月30日、毎日代り番に守護する
30体の神のことである。現在のお堂は昭和53年の再建である。もともと
椿の本長寺の所属であったが、昭和17年地元恵光院の所属となった。
(昭和61年度設置 平成11年度修復・再設置)

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