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まちづくり基金 ~活動紹介~
平成19年度長井まちづくり基金の助成を受け、活動している「ねえてぶ花作大根」が3月14日、「花作大根試食会」を地元住民や生産者、関係者を集めて、開催しました。
花作大根は徳利型の根と肉質が硬いこと、また、収量が確保しにくいことが特徴です。冷蔵庫などの電化製品が普及する前は長期保存がきく食材として重宝されてきました。時代の変遷から長期保存の必要性もなくなり、昭和50年代には栽培する人がいなくなりました。
「ねえてぶ花作大根」は平成14年に組織され、花作大根を復活させるとともに、栽培の研究、販売促進を続けてきました。このたびの試食会はその事業の一環で、様々な漬物やサラダ、鍋などの食材として花作大根を使い、提案を行ないました。
2008.03.14:長井まちづくり基金事務局:[ -平成19年度]
まちづくり基金活動紹介 ~新野菜「行者菜」~
行者にんにくとニラを交配させて作った新野菜「行者菜」は昨年5月鮮烈なデビュー(出荷)を果たしました。宇都宮大学農学部藤重助教授(当時)と長井の生産者とのコラボレーションによって、当基金も活用しながら、長井発のオリジナル野菜の生産・出荷に力を入れてきました。
2月6日は行者菜生産グループの年度末総会が開かれ、その後生産者や行政等関係者による行者菜を使った冷凍ぎょうざの試食会が実施されました。
昨年中は、行者菜の特性を生かしたオリジナルレシピの開発や飲食店でのメニュー化に取り組んできました。しかし、出荷量のヤマやニラとの見た目の違いなどに苦心してきたそうです。
今年は東北芸術工科大学と連携し、オリジナルパッケージを作成するほか、草丈を揃えるなど規格を統一していくことなどに力を入れていくそうです。
2008.02.07:長井まちづくり基金事務局:[ -平成19年度]