「魔女の宅急便」をはじめ数多くの名作を世に送りだし続ける作家
の角野栄子さん。角野さんは戦時中の一時期、長井市に疎開してい
らっしゃいました。当時小学校4年生だったそうです。
その縁もあり、角野さんは何度も長井市を訪ねたり、図書館への寄
贈や乳児への本のプレゼントをしてくださっています。
そんな角野さんへ感謝の気持ちを伝えるために「角野栄子読書感想
文コンクール」が開催され、この度、優秀作品への表彰式と角野栄
子さんの講演会が行われました。
▼会場には角野さんの本がたくさん並べられていました
▼先日、完結したばかりの魔女の宅急便も!
コンクールには角野さんの物語が大好きでしょうがない小学生の皆
さんからたくさんの感想文が寄せられました。その中からいくつか
の優秀作品を選び、受賞者に角野さん自ら賞状とプレゼントが手渡
されました。
▼角野栄子賞を受賞した致芳小学校4年 色摩 ひかるさん
▼角野さんオリジナルの賞状 すごく素敵ですv('▽^*)
授賞式のあと行われた講演会では、疎開当時の大雪や弟さんとの思
い出、寄せられた感想文を読んで感じたことなどから、易しい言葉
で話してくださいました。
また、最終刊が刊行されたばかりの「魔女の宅急便」の主人公・キ
キがたった1つの魔法しか使えないのは、困難を魔法で簡単で解決
するのではなく、人間らしく悩んだり、失敗したりしながらいろん
な工夫をして乗り越えていく様子を伝えたかったからだと話してく
ださいました。
▼角野栄子さん
講演会の後で、市内の授産施設・せせらぎの家で作られた、“魔女
のほうきパン”のお披露目がありました。パンの表面に「KIKI」と
いう名前とほうきの形をあしらっています。かわいい~(≧∇≦)b
▼魔女のほうきパン あずき、じんだん、くるみ生地のあずきの
3つの味があります
▼製造工程の説明
▼閉会後、参加者の皆さんにプレゼントされました
会場の販売ブースでは、たくさんの人が「魔女の宅急便」求めて並
びました。
▼販売ブースは大混雑!
▼気軽にサインしてくださる角野さん
▼かわいらしいイラスト入りです
先生のメッセージが入った本は宝物ですね
自分の講演会はいつも晴れると話していた角野さん。講演会が終わ
ると雪がちらついていた外も、いつの間にか日がさしていました。
角野先生、お忙しいところありがとうございました。
また長井にいらしてください!
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【角野栄子さんの講演会】
2009.11.04:nagai-fan:[長井のイベント]
盛況でしたね。
インフルの影響も大事に至らず良かったですね。