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長井の水循環
長井のまちは扇状地の上にあります。長井の水と人々のくらしは、この扇状地という地形と密接なつながりをもっています
【水を取り入れたくらし】
昔から野川に親しんできた長井の人々は、豊かな水を上手に利用してきました。その活かし方は集落や家の造りかがにも独特の工夫がこらされました。散居や入れかわどなどを見ていくと、人間のくらしを自然の循環の一部とする理想的な自然循環型の環境を築き上げていることがわかります。
【水循環のしくみ】
自然界の生き物(動物・植物・人間)は、水なしではいきていくことができません。その水は、自然界の法則にしたがって循環しています。海や地表から蒸発した水は雲となり、やがて雨や雪となって大地に降り注ぎます。そして、川や地下水となって、ふたたび海にかえっていきます。この繰り返しが水循環です。
こうした循環により自然界のつり合いが保たれ、生き物の生命もそれによって支えられています。わたしたち人間は、自然界の一員として水循環をふくめ自然と調和したくらしに努めなければなりません。
2012.08.26:
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