平成26年度「長井の心を育む推進事業」で公開した写真を取り上げる。
長井のまちには、その歴史の中で様々な建物があらわれては消えを繰り返してきた。現存しているものもあれば消えてしまったものもある。その時々の人々の暮らしを彩り、時代を形どってきた建物等を、大正3年・昭和9年の時間軸周辺でご覧いただく。
商店・料亭などの大正3年対昭和9年
大正3年の地図
トモエヤ商店。大正3年11月15日、長井線が長井駅まで開通、合わせて長井に初めて電灯が灯った日だ。その祝賀風景を写した「トモエヤ商店」写真。商店右側に、列車時刻表を掲示した看板と裸電球の装飾が写る。
この3枚の写真は「香文閣」。大正3年の地図に表記されている。いつまであったのか、記録はない。栄町・芳賀醤油店の北に位置していた料亭だ。
「三清楼」の門構え写真。昭和23年の撮影。香文閣と同様、料亭である。
角万旅館写真
森旅館。大正3年発行の町勢要覧、商工年鑑広告に掲載された写真。
長井屋旅館。大正3年発行の町勢要覧、商工年鑑広告に掲載された写真。
昭和9年の地図
地図上の表記はない。駅前通りにあった「三芳屋商店」。
東町にあったと考えられる「グリーンホール」。和洋食・レストランと看板に。