新シリーズです。長井の街並み編。第1回から数回、古い地図が出てきます。
大正元年ころの小出地区。上が西を示す。駅前通りから南側の地図。
①羽陽館製糸場 明治7年から操業、以降規模を拡大している。明治末には経営者が変わっている。
②裁判所 明治23年8月1日、長井区裁判所が設置されている。大正7年には廃止され、米沢区裁判所出張所となった。
③長井郵便電信局 旧小池医院の北側にあり、明治36年4月に新築された。当時は郵便事業と電信事業を合わせて実施していた。
④松ケ池公園 明治29年に開設。つつじ公園と呼ぶようになったのは明治43年で「花作の七兵衛つつじ」を移植完了した年。
明治43年当時
⑤白山神社・長遠寺
⑥横山製糸場 三由軒製糸場は、明治20年7月開業、四ツ谷に工場を新設したのは明治28年。昭和17年の企業整備令まで続いた。
⑦薬師堂
(資料:文教の杜、長井市史)