長井古写真物語 40 長井公立病院

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長井市文教の杜に保管されている古写真を紹介します。一枚の写真から情報を読み込みます。



 昭和3年11月、長井町・長井村・西根村・平野村・豊田村・伊佐沢村で長井公立病院組合を設立。そして昭和4年11月各々に設置していた伝染病院を一箇所で運用する共同の伝染病院が現在の場所に完成、患者の収容を始めました。
 しかし、地域住民から一般病院設立の強い要望があり、伝染病院と併設で新築することになります。昭和14年2月には、一般患者を収容し治療を行うための管理・診療棟と一般病棟が完成。昭和14年3月28日に、名称を「長井公立病院」と改め、一般診療を開始しました。この日が開院記念日となる訳ですが、その後長井市となってから「長井市立病院」、昭和39年4月1日には「「長井市立総合病院」となっていきます。
 長井公立病院の初代院長は志田蔵之助氏で診療科は内科・外科・眼科・耳鼻咽喉科・産婦人科・小児科で51の病床を備えていました。


(トップ写真は文教の杜コレクションのガラス瓶です)

2014.03.04:n-old:[歴史的建造物]