~ 料理講習会 自作みそを使ってアレンジしよう~
今日は冬至。一年で一番昼の時間が短く、夜が長い日。
こんな寒くて夜が長い日は、味噌を使った料理を食べて体を温めよう!
・・・ということで、長井市の「味噌と麹をつくる会」さんが主催する、味噌を使った料理講習会に参加してきました!
この講習会では地元の方を講師に、郷土料理や創作料理を教わります。
味噌を使ったいろんな料理が登場しましたよ♪
まずは、かぼちゃ入りみそ揚げ。
「みそ揚げ」とはこちらの郷土料理で、白玉粉に味噌、砂糖、くるみなどを練りこみ、油で揚げた食べ物です。
おかずというよりはおやつに近い感じです。
今回はそのみそ揚げにかぼちゃを入れてふっくら感がアップ♪
かぼちゃのやさしい甘みも加わり、とても美味しかったです(^^)
▼一晩寝かせることがポイント!粉をなじませます。
▼最初は低温でじっくり、最後は高温でカラっと!
ほんのり甘い香りがしてきます~
そして味噌もち。
「味噌もち」とは、山形県でも主に南部の置賜(おきたま)地域で食べられる郷土料理で
おもちに味噌、砂糖、くるみ、豆などを入れて練りこんだものです。
以前、テレビで取り上げられたこともあり、山形に住んでいる方以外でも知っている人はいるのではないでしょうか??(^^)
▼まずはもち米を蒸します。
蒸している間に味噌と砂糖を鍋に入れ、少し水分を飛ばしておきます。
▼もち米が蒸しあがったら、先ほどの味噌を熱々のうちにいれて混ぜ合わせていきます。
・・・これがなかなかの重労働なんです!!味噌とおもちは混ざりにくく、力を入れて練りこんでいきます。
▼そうすると・・・・真っ白だったおもちが少し茶色がかった色に!
よく混ざっておいしくできた証拠です。
▼焼くと味噌の香ばしい香りがして食欲をそそります・・・
味噌もちは冬限定の食べ物なので、今しか食べられないんですよ~
みそ揚げ、味噌もちの他にも味噌を使った料理がたくさん並びました!!
味噌は体にもよく、様々な料理にも使え、とっても優秀!!
寒い雪国では自分の家で味噌をつくることが多く、それぞれのご家庭で同じように作っても
全然違う味になるんだとか。。
昔から作られてきた味噌と料理はこれからも受け継いでいってほしいもの。
講師の先生も、この郷土料理を教え、伝えていきたいとおっしゃっていました。
参加されたみなさんは、家に帰ったら早速作ってみる!と言っているかたもいましたよ(^^)
味噌がつなぐ郷土の食。
これからも大切にしていきたいですね!